コロナの影響で在宅勤務をしていると腰を痛めてしまったCI部5課の山﨑です
ALBからターゲットインスタンスへのルーティングルールの設定について今回はまとめたいと思います
構成図
今回の構成はこちらです
早速設定してみる
コンソール画面でルーティングルールを設定したいALBを選択して、ルールの表示/編集を選択します
メニューバーからルールの追加を選択します
条件の追加を選択すると、ルーティングの設定方法を選択することができる。今回は「ホストヘッダー」を選択します。ホストヘッダー条件は例えば、本番環境とステージング環境へのトラフィックをドメインで制御したい場合に便利です。
転送先のターゲットグループを選択します。
これでホストヘッダーがexample.comの場合、target-staging-env-web-aのターゲットグループにトラフィックをルーティングするというルールを設定することができました。あとは保存をクリックするだけです。
同様に追加でルールを追加して、今回は上記のように2つのルールを作成しました。これによって下記の構成図のようなルーティングが可能になりました
今回はホストヘッダー条件を用いてルーティングのルールを作成しましたが、他にも下記の条件でルールを作成することが可能です
- Path(パス)
- HTTPヘッダー
- HTTPリクエストメソッド
- クエリ文字列
- 送信元IP
Application Load Balancer のリスナールール
まとめ
今回はホストヘッダー条件でルールを作成しましたが、ALBのこの機能は様々な用途で利用できると思いますので、皆様も一度お試しください!