こんにちは、AWSチームの柳瀬です。
EC2インスタンス（EBSタイプ）をバックアップする際にスナップショットを使用される方は多いと思います。
スクリプトにして自動化出来ますし、S3に保存されるので耐久性にも信頼がもてますね。
Linuxなどであれば復旧する場合の手順もシンプルにする事が出来ます。
しかしながら、Windowsインスタンスですと、スナップショットから直接AMIを登録する事が出来ません。
こちらで紹介した方法を応用する事で復旧は可能なのですが、復旧時の手順がとても複雑になるので、あまりオススメ出来ません＞＜
それではWindowsユーザーはあきらめるしかないか？というと、そんな訳ではないのでご安心下さい。
Windowsインスタンスの場合はスナップショットではなく、直接AMIを作成する事でバックアップが可能です。
今回はWindowsインスタンス用にAMIを作成し世代管理するスクリプトを作成したので公開します。
スクリプトのポイントは以下の3点です。
- ec2-create-imageコマンドを--no-rebootオプションで実行
* 保存期間を過ぎたAMIはec2-deregisterコマンドで登録解除
* AMI作成で自動作成されるスナップショットもec2-delete-snapshotコマンドで削除
動作確認はAmazon Linuxで行いましたが、基本的にEC2 API Toolsを使用したシェルスクリプトです。
障害発生時は何かと予期せぬ事態が発生したりするものなので、なるべく手順は簡略化しましょう！
※Windows用とありますが、もちろんLinuxなどのインスタンスにも使用可能です:-)
