こんにちは、大石です。

本日、テラスカイと資本・業務提携を行うことを発表致しました。

これにより、テラスカイ社は当社株式の約3割を有する株主となり、特にAWSによるクラウドインテグレーション事業に関する協業体制を強力に推進することに致します。

 

なぜテラスカイなのか?

同社はsalesforceのSIというカテゴリにおいて、日経コンピュータのクラウドランキングで2回連続No.1に輝くなど、業界ではよく知られた企業です。佐藤社長がsalesforceの出身者ということを活かしたsalesforceビジネスに関する深い造詣と、優秀なエンジニア、そしてsalesforceの使い勝手を高めるSkyVisualEditorという製品の3つの強みが相まって、salesforce市場では独自の強みを発揮しています。

そして、CRMの導入が一巡し、いよいよ訪れる基幹系システムのクラウド化の波を迎えるにあたり、同社は3つのコンポーネントを用意しました。それが「クラウド・オンプレミスの両方に対応するEAI製品」「salesforce上で動くERP製品」最後が「既存システムをAWS化するソリューション」です。そして「AWSソリューション」については、自社で全てを準備するのではなく、当社とリソースを共有することにより、スピーディーに市場にリーチして「基幹系システムのクラウド化」を推進していこうと判断したものです。

当社としてもこれからAWS事業を拡大するに当たり、salesforceなどのクラウドがすでに入っているcloud-readyな顧客を1,000社超有しているテラスカイ社のコネクションは非常に魅力的ですし、私が講演などでよく話している「クラウドインテグレーターの強みは、クラウド内もしくはクラウド間を結合させる化学式を知っているかどうかだ」という文脈においても、salesforceとAWSという重要なクラウドの知識が両者のアライアンスで結集されることは非常に大きな意味を持つことになると確信しています。

 

協業の中身

・テラスカイが「フルスタック クラウドインテグレーター」というポジションになるべく、共同でAWS事業を推進します。

・テラスカイが開発するEAI製品「Sky On Demand」のAWSアダプタを共同で開発します。テラスカイが培ってきたsalesforceのノウハウと、サーバーワークスのAWS事業の経験を活かし、salesforceとRedshiftのビッグデータ連携や、AWS上の基幹システムとsalesforceの連携など、エンタープライズ領域で必要とされるクラウド間のデータ連携を強力に推し進めます。

・サーバーワークスが開発してきたAWS運用サービス「Cloudworks」の国内・海外展開をテラスカイがサポートします。テラスカイはsalesforceの画面開発ツールSkyVisualEditorの累計ライセンス数が50万IDを超えており、国内では既にデファクトスタンダードとなっています。加えて米国での販売も開始しており、順調な立ち上がりを見せています。サーバーワークスが提供するCloudworksは国内2,000ユーザーを数えており、AWS運用の自動化で様々なユーザーに使われていますが、今後国内のエンタープライズ市場や米国市場で展開するにあたり、テラスカイが既に有している拠点や販売網を活かし、テラスカイ・サーバーワークスの両社が「クラウドの使い勝手を高めるツールの世界的プレイヤー」になることを目指します。

 

お客様にご提供する価値

お客様は、今回のテラスカイ、サーバーワークスの資本提携、協業によって以下のようなメリットがあります。

・AWS導入支援サービスを受けて頂けるボリューム、バリエーションが拡がります。これまでは両社がばらばらにソリューションを提供していましたが、今後はサービスのラインアップ、エンジニアリソースを共有し、より大きなスケールで様々な案件に対応できる様になります。

・salesforceとAWSの連携をワンストップで実現できます。

(例1)AWSの利用レポートをSalesforce上で展開するケース
AWSでは非常に細かく利用料レポートを取得することができますが、これをテラスカイが持つsalesforceの技術を用いて、salesforce上のレポートとして展開することにより、ITインフラのROIや、サービス毎の採算管理など、ビジネス上の判断に必要な情報をリアルタイムに提供することが可能になります。

(例2)オンプレミスークラウド間やクラウド同士のデータ連携というケース
テラスカイはSky on DemandというクラウドEAI製品を持っており、既に多くの企業にご導入頂いていますが、今回の提携によってサーバーワークスのAWSノウハウと組み合わせたAWSアダプタを提供して参ります。これにより、RedshiftやSimple Work Flowといったデータ連携の難しいAWSの各種サービス」を簡単に利用することができ、オンプレミスークラウド間やクラウド同士のデータ連携といった「ハイブリッドクラウドによる先進的IT基盤」の構築が容易になります。

 

サーバーワークスの将来

サーバーワークスは、テラスカイからの増資を受けて資本増強を行い、AWSに特化したソリューションをさらに強化していきます。

SI事業では、テラスカイ社をプライマリーコントラクターとする案件を増やしつつ、双方が協力して早期に100名のAWS認定エンジニアを育成し、事業の幅を大きく拡げて参ります。また、これまで通りサーバーワークスが各種スターターパックなどのサービス企画、Cloudworksの様なサービスの開発を行い、双方のチャネルを通じて拡販して参ります。
そして、テラスカイがsalesforceのマーケットで為したように、サーバーワークスもAWSの企業向けの導入支援サービス及び管理ツールの分野でNo.1になることを目指して参ります。

 

これまで以上によりよいサービスをご提供できるよう努力して参りますので、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。