Amazon Connect専任担当をしている丸山です。
新型コロナウイルス感染者の増加に伴い、新型コロナウイルス対策としての「在宅勤務」の実施が報道されています。
しかし、中の人に聞くと表向きはそうなっているけど実際は…という声も聞こえてきます。
日頃から在宅勤務ができる訓練をしていないといきなり実践はむずかしいのは当たり前だと思います。
利用手順
- AWSアカウントを準備
- Amazon Connectで受発信ができる環境を構築
- 現在の電話番号の転送先をAmazon Connectへ設定
手順1. AWSアカウントを準備
今すでにAWSアカウントがあればそちらをご利用いただいても構いません。
利用料金を明確にするのであれば既存のアカウントとは別にしておくとよいかもしれません。
手順2. Amazon Connectで受発信ができる環境を構築
最速簡易手順は以下のとおりです。
- Amazon Connectインスタンスを構築
- Amazon Connectインスタンスを設定
- 利用ユーザーを登録
- インバウンド用問い合わせフローを作成
- 電話番号取得
- 調査用のログ取得の設定
- 要件に応じて通話録音の設定
- 営業時間の分岐設定
- 対応可能なオペレータ数による分岐設定
- Default問い合わせフローの最適化
手順3. 現在の電話番号の転送先をAmazon Connectへ設定
ボイスワープ等の契約があることが前提となりますが、転送先をAmazon Connectで取得した電話番号に変更すれば変更完了です。
利用に必要な機器
利用料金
注意事項
アウトバウンドも利用した場合は今回利用した電話番号がお客様の着信履歴に残ります。
通常の対応に切り戻したあとに、転送設定をする等の対応を推奨します。
サーバーワークスのサポート
弊社pieCeをご利用いただいているお客様はAmazon Connect環境の構築を弊社にて承ることが可能です。
お問合せフォームからご相談ください。
AWS導入・システム開発についてのお問い合わせ
クラウドで、世界を、もっと、はたらきやすく
というビジョンのもと弊社では日頃からお仕事をさせていただいています。
電話だけではなくAWSで解決できることはお手伝いしたく考えています。
ぜひお気軽にご相談ください。
おわりに
電話はAmazon Connectの解決できるようになりました。
しかし、郵便や宅配便等の物理的なモノはどうしても解決できません。
残念ながらわたしたちも100%完全在宅勤務になっていません。
完璧ではないけれど、まずは電話をAmazon Connectで解決する選択肢をご検討いただけますと幸いです。