【夏休みの自由研究】社内の感謝の気持ちをネットワークで可視化してみた

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はじめに

10連休、皆様どのように過ごされましたでしょうか。子供のときには夏休みの自由研究は億劫でしたが、大人になると時間が取れる時に、普段やらないことに取り組みたくなるものです。 そこで今回、社内で運用されている「さばチップ」の使われ具合をネットワーク構造で可視化してみました。

さばチップについて

さばチップとは、社員同士で感謝の気持ちと合わせて少額の成果給を送り合うシステムです。仕組みとしては、Unipos(ユニポス)というサービスを利用しています。 例えば、以下のように誰かに感謝のメッセージとポイントを送ることができます。

さばチップについては、以下のブログで詳しく紹介されていますので、ご参照ください。 感謝を伝える仕組みを作る。ピアボーナス「さばチップ」プロジェクトとは?

さばチップの運用状況

さて、ネットワークで可視化する前にさばチップがどのくらい社内で使われているか確認してみます。 さばチップは2018年の10月から運用されていますので、今月で約半年少し運用されています。

さばチップが実際にどのくらい使用されているのかグラフ化してみました。

青の棒グラフ(値は左軸)が月ごとのチップ(投稿)数、オレンジの折れ線グラフ(値は右軸)が月ごとにチップを送ったユーザー数です。 チップ数については、最初の2ヶ月は他の月より多かったようですが、ユーザー数は同じくらいの数を推移しています。 サーバーワークスの社員数は以下のページによると140名くらいのようですので、毎月8割~9割の社員は使っているようです。

数字で見るサーバーワークス

こういった仕組みは最初の数ヶ月だけ盛り上がってあとはだんだん使われなくなる傾向もあるように思いますが、サービスの使いやすさ(Slack連携も充実)や運用メンバの努力等も手伝って、継続的に利用されているようです。

ネットワーク可視化してみた

さばチップの送った・受け取ったはタイムラインとして一覧では確認できますが、誰が誰にどのくらい送ったのかを、全体として俯瞰してみるのは難しい状況と思います。そこで、さばチップを誰が誰に送ったか、ネットワーク構造で可視化してみることにしました。 可視化ツールには vis.js を用いました。 これまでのすべてのチップの可視化は数が多すぎて描画的にほぼ不可能だったので、期間を切って実施してみます。

1週間分

2019年4月1日~5日の1週間分をネットワーク可視化してみると以下のようになりました。

いろいろな部署やプロジェクトでチップを送り合っているはずですので、いくつも「島」ができています。 がやはり、その週や人によってチップの送り具合、受け取り具合には傾向があるようで、例えば、この方の場合は、色々な人にチップを送りまくっているため、かなりマメでストイックな筋肉性格とわかります。

また、この方の場合は、色々な方からチップを受け取っているため、様々なプロジェクトで活躍されて感謝されたのかなと思います。

1ヶ月分

試しに4月の1ヶ月分を可視化してみると以下のようになりました。

もはや複雑すぎてよく分かりませんね。

おわりに

さばチップの運用状況をネットワーク構造で可視化してみました。 やはりひと目でわかるような形で可視化するとどの程度使われているのか、わかりますい気がしますね。

ところで、サーバーワークスでは、AWSの運用自動化のサービスとしてCloud Automatorを提供しております、ハンズオンレクチャーを定期開催しております。 こちらもご興味があればご確認頂ければ幸いです(直近では6月25日に開催予定です!)。