地方で生まれるニュータイプ達。re:Work meetup Yamagata 2016実施レポート

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みなさんこんにちは、仙台オフィスの赤塚です。

最近当社も総務省「テレワーク先駆者百選」に選出されるなど、会社をあげてより良い働き方の創造に取り組んでいる点を評価していただけるようになって来ました。
リモートワークが一般に認知されるのは、私個人としても本当にありがたい限りです。

サーバーワークスが、総務省「テレワーク先駆者百選」に選出されました

さて今回は、11月11日に山形県の東北芸術工科大学様と「テレワーク月間」の市民フォーラムとして、テレワークやフリーランスの働き方をテーマとしたイベント「re:Work meetup Yamagata 2016」を開催いたしましたのでレポートいたします。
イベントページはこちら
31189931755_0f28ba7cb1_zASCII.jpさんによるレポートはこちら
実践している先達に学び、山形で新しい働き方について考えた

「テレワーク月間」とは

総務省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、学識者、民間事業者等による構成の主唱により行われるテレワーク普及推進施策の1つで、東北芸術工科大学の松村教授が実行委員長を務められています。

「re:Work meetup Yamagata」とは

上記市民フォーラムの一つとして、東北芸術工科大学様と、リモートワーク勉強会を開催していた山形のAWSユーザーグループ「JAWS-UG 山形」が企画・運営するボランティアによる非営利な勉強会で、2015年の初開催に続き今年が2度目の開催となります。
ボランティアスタッフには同大学の学生も参加しています。

昨年の様子はこちら
http://tech-haneman.hatenablog.com/entry/2015/11/16/220911
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その他のリモートワーク勉強会はこちら
http://tech-haneman.hatenablog.com/entry/2015/07/01/004613
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今年はこちらの方々がゲストスピーカーとして登壇してくださり、クラウドソーシングと地方創生など幅広いお話をしていただきました。

  • ランサーズ インフラエンジニア 金澤様
  • anori(アノリ) 代表 高橋様
  • ベーシック 開発本部マネージャー 渡辺様
  • Studioびつぐびいん フリーライター 重森様
  • サーバーワークス マーケティング担当 永淵

はじめに、松村教授からテレワークについて詳しくご説明いただきました。
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次にランサーズの金澤様から、日本最大級のクラウドソーシング ランサーズが取り組んでいるクラウドソーシングと地方創生などの活動についてお話していただきました。
また、登録者が得意なスキルを登録して利用者に販売できる「ランサーズストア」も紹介されました。
http://www.lancers.jp/store
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そして、実際に山形でランサーズを活用されているanori(アノリ) の高橋様からは、Uターンの苦労話やクラウドソーシングの活用状況、ご自身のユニークなビジネスのご紹介をしていただきました。
anoriのオフィスは山形市の方にはおなじみの音楽専門店「ミュージック昭和」内にあり、参加者の中から「おお!」と声が上がっていました。
http://www.anoriproject.jp/
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山形県にUターンし、山形市内でリモートオフィスを構える株式会社ベーシックの渡辺様からは、リモートオフィスでの働き方の紹介や、Uターンから実際にリモートワークをされるまでのご自身の体験談などについて共有していただきました。
また、地域貢献の活動として山形でハッカソンを企画しているなど、アグレッシブな地域活動の様子も印象的でした。
http://tech.basicinc.jp/YamaLab/2016/09/09/yamalab-hackathon-01/
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サーバーワークスの永淵さんからは当社のリモートワークの紹介の他、進学のために福岡から上京し、都内のIT企業で働く女性として、自身のキャリアだけでなく当社のパワフルな女性陣の働き方についても詳しく紹介していただきました。
「恋愛とテレワークは似ているかもしれない」という強引な切り口かと思いきや、なかなかの大作です。
各地でリモートワーク勉強会を企画されている皆様、オファーをお待ちしてますw
当日のスライド
http://www.slideshare.net/NagafuchiKyoko/20161111-rework-meetupyamagata2016

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最後に松村教授をモデーレーターとして、スピーカー陣によるパネルディスカッションを行いました。

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会場にも多くの個人事業主の方やフリーランスの方がいたため、会場全体で働き方についてディスカッションする形になりました。
今回はASCII.jpにもコーナーをお持ちのキャンピングライター重森さんによる公開取材も兼ねています。
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イベント終了後の懇親会でも参加者の皆さんとそれぞれの働き方について活発な意見交換が行われました。

まとめ


「テレワーク」「リモートワーク」の様子は活用しているチームや企業によって様々ですが、毎回多くの方のお話を聞きながら気づきをいただいている中で共通していることは、働く人が男女に関係なく個々が限られた時間を最大限有効活用して生産性を上げる点に注力されている点ではないでしょうか。
世界中でAWSクラウドをはじめとした超高生産型のクラウドの活用が当たり前となった今、ランサーズ・Uber・Airbnbのように人の時間までも少し前とは比較にならないほど柔軟な活用が可能になり、世界規模で大きな変化が起こっているのではと思われます。

現代の企業や働き手にとって、待った無しで働き方自体をクリエイティブに考え直す時期に来ているのは自然の流れなのかもしれません。
来年の今頃、東北のリモートワーク事情がどのように変化しているか今から楽しみです!

ではまた!