AWS Summitが待ち遠しすぎて既に行ってみてしまった話

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안녕하세요, 技術2課の白鳥です。

日本ではAWSユーザーがAWS Summit Tokyoの開催をwktkしながら待っている今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私はもう待ちきれず、Tokyoよりも一足早く開催されているAWS Summit Seoulに行ってしまいました。その様子をお送りします。

会場について

AWS Summit Seoulの会場となったCOEXは、ソウル市江南(Gangnam)区にあります。あのGangnam Styleで有名になった江南区ですね。高層マンションやショッピングモールが並ぶ、比較的新しそうなエリアでした。会場は入ってすぐのエントランスには出展社のブースが並び、その奥の会議場で講演が行われていました。

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会場のCOEX入り口の様子

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会場エントランスの様子 この左右に出展社ブースが並んでいる

出展社ブース

日本でのAWS Summitやその他展示会と同じように、クラウドインテグレータ、セキュリティ製品などのベンダー、自社サービスをAWSを使って構築している企業などがブースを出していました。一部では、日本とは異なる状況が見られたので、いくつか紹介します。

AWS Direct Connectがついに始まった感

ソウルリージョンが2016年1月にオープンしたということで、韓国からもDirect Connectを使えるようになりました。今回のSummitには回線事業者も出展しており、来場者に対してDirect Connectの説明をする様子が見られました。

セキュリティ製品が多い

AWSを使う上でセキュリティを担保する重要性は万国共通化と思いますが、韓国では特にサイバー犯罪が多いらしく、セキュリティ製品のブースが多いような気がしました。

データ分析はまだまだこれかららしい

データをクラウド上に貯めた後は、統計的に分析したり機械学習を行うことで、有益な情報を引き出すことができます。ある出展社の方によると、韓国ではこれらのデータ分析が日本ほど注目されておらず、まだ普及していないそうです。ただ、高速インターネット回線の普及率の高さや、電子行政の先進性など、分析対象となるデータが溜まりやすい環境はありそうなので今後が楽しみです。

講演

ブースを見て回った後は、いくつかの講演を聞いてみました。全て韓国語だったため内容はわからなかったのですが、分からなかったなりに感想を書いてみます。

AWSKRUG 開発者セミナー

Summitと同じ会場で、AWSKRUG(韓国のAWSユーザー会)が開発者セミナーを行っていたため、一部の内容を聞いてみました。最初のLambda関連の話を主に聞いたのですが、Lambdaを使ったSlack bot作成の実演だったためざっくりと内容はつかめました。AWSの技術的なノウハウは国に依らず共通なので、意外と言葉が違ってもなんとかなるものだと実感しました。ちなみに、5月20日・21日には"AWSKRUG & JAWS-UG Meetup day"が開催されます(日本語, 한국어)。

ビッグデータのためのAWSのベストプラクティスとアーキテクチャの構築パターン

データ収集から活用までを収集・保存・分析・活用の4段階のフェーズに分類し、それぞれのフェーズで利用できるAWSのサービスや外部サービスを紹介する講演でした。個人的に内容に興味があったことと、プレゼンのキレの良さから印象に残りました。

まとめ

日本国外で開催される展示会に今回初めて参加してみました。日本と同じ部分、異なる部分がそれぞれ見えておもしろかったです。時間とお金が許せば、いろいろな国や地域の展示会、特にAWS Summitsに出てみると良い刺激になりそうだと感じました。そして2週間後に控えたAWS Summit Tokyoがますます楽しみになりました。

それでは皆様、또 만나요~