RDS(MySQL)のマイナーバージョンアップ手順

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こんにちは。メロンジュース新坂です。

「2013年10月 RDSのマイナーバージョンアップのお知らせとご留意事項について」という記事にもあるように、RDS MySQLのマイナーバージョンアップがアナウンスされました。
ですが、実際のところRDSでマイナーバージョンの変更なんてしたことないよ!という方も多いのではないでしょうか。私もその一人なので、練習しました。

状態確認

Management Consoleから、インスタンスの詳細情報を確認します。MySQL 5.6.12です。
「Instance Actions」→「Modify」と操作します。

パラメータを変更

変更可能なバージョンが「DB Engine Version」プルダウンで選択できます。今回は 5.6.12→5.6.13への変更です。
「Apply Immediately」を選択して実行すると、即時適用されます。選択しない場合、直後のメンテナンスウィンドウ時間帯に適用されます。

確認画面

注意事項が表示されます。下記のような内容が書かれていますので確認します。

  • 一度アップグレードしたDBは元のバージョンに戻すことはできません。
  • 新しいバージョンでDBとアプリケーションをテストしておいてください。
  • 「Apply Immediately」を選択した場合は即時バージョンアップされます。選択しない場合、メンテナンスウィンドウ時間帯に適用されます。
  • 即時適用・メンテナンスウィンドウ時間帯での適用、いずれのバージョンアップ時も、DBは再起動されます。

変更実行

即時適用オプションを指定して実行しました。ステータスが「modifying」となります。
ここでDBは再起動され、既存のの接続はリセットされます。
しばらく待ちます。

完了

ステータスが「available」になったら完了です。Engineの表示も更新されていることが確認できます。

まとめ

手順は上記で終了です。実際はマウスでポチポチっと操作するだけです。
ただし、マイナーバージョンアップとはいえ、アプリケーションへの動作への影響は事前にテストが必要なことには注意しましょう。