スケブのススメ

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皆様は、打合せのときの記録はどうされているでしょうか。
紙にメモ?ノートPCで打ち込む?写真に撮る?記憶に頼る?
メモすることはおよそ社会人の基本技能ですが、ちょっと振り返ってみたいと思います。    

紙の優位性

AWSに特化した弊社ですが、自分はメモしたテキストファイルをクラウドに置いたりはせず、紙を使うことが多いです。
ノートPCでメモしたりもしますが、紙が圧倒的に優れている点は…
  • 書くのが速い
    キーを打ち込むよりも速いです。
    記録できれば良いので体裁にこだわる必要はなく書き殴れば良いのです。
    読めれば良いのです。
    図表を書いたり、絵を描いてみたり、矢印を引いてみたり…は、手で書いたほうが早いです。
  • レイアウトが自由
    テキストファイルではたいてい横書きですが、縦書きだろうが、斜めに書こうが、
    飛び飛びにあちこちに書こうが、制限はありません。
  • 低コスト
    書くためのコストはやはり紙に書くほうが安いです。紙とペンがあれば済みます。
    場所もあまり制約を受けません。立ったままでも書けます。
  • 共有が容易
    これは主に社内の打合せというより、お客様とのやりとりになりますが、
    電子データの共有は意外に手間取ります。紙であればコピー機でコピーすれば済みます。
と、紙の優位性をアピールしたところで、では、どんな紙を?と、なります。    

行き着いたのは…

長年探してあれこれ試してみたのですが、行き着いたのは…   Skb

スケブでした。スケッチブックです。

  社内の打合せではノートPCを使うのがほとんどですが、お客様のところに訪問して打合せる場合は、紙を使うことが多いです。
ノートPCを机上に置いて…という状況が躊躇われたり、会話が多くなると打ち込みに手が回らなくなるからです。(効果・効能には個人差があります)   スケブを選んだ理由は…
  • 大きめの用紙がある
    A4判、B4判、A3判もあります。大きい用紙は打合せ時にホワイトボードの代わりにもなります。
    構成図やネットワーク図を書く時は、大きい用紙のほうがいいですよね? 
  • 調達が容易
    百均にもあります。スーパーやコンビニの文具売場にもあるかもしれません。
    調達が容易ということは、無くなったらすぐ買えるということです。
  • 価格が安い
    百均で用紙が十数枚入りですので、多すぎず少なすぎずちょうど良いです。
    (紙が多いと持ち運びが重くなります)
  • 紙質が良い
    元々は絵を描くためのものですので、それなりに紙質が良いです。しかも丈夫です。
  • 見た目もそれなり
    「じゃあ、コピー用紙を束ねて持っていけば?」と、なるかもしれませんが、
    さすがにお客様の前でそれを出すのは気が引けます。
    スケブならまだ許されるかなと思います。
と、ほかに「用紙を切り離すのがラク」と、いうのもあります。 自分は、上の写真のように打合せなどでメモして、残す必要があればスキャンしてPDFにしてしまいます。
紙のままにしておくとどんどん溜まるからです。
スキャンしたら捨てるものなので、あまりお金はかけられません。 
ノートのようなホワイトボードもある世の中ですが、自分はここ数年ずっとスケブを使っています。
果たして、脱スケブとなるようなデバイスは現れるのでしょうか。    

まとめ

以上をまとめます。
  • やっぱり紙はなくならない
  • スケブは良いですよ
  • 「◯◯がいいよ」 があったら教えてください。
書くのは、そこらの文房具店で売られている4色(黒・赤・青・緑)のボールペンです。
書くほうも一時期あれこれ試しましたが、
  • 色がたくさん使えて1本で済む
  • 安価、調達が容易
  • 失くしても/インクが切れても惜しくない
などの理由で、これに落ち着いています。 (終わり)