こんにちはAWSチームの柳瀬です! 弊社エンジニアブログは定期的に更新されているのですが、私個人としてはちょっと久しぶりの更新となってしまいました。 もっと定期的に書いてスピリチュアル系ブログの存在感を消していかなくてはなりません(ΦωΦ)
JAWS-UG札幌
さて、少し時間がたってしまいましたが札幌のJAWS-UGでStorage Gatewayの発表をさせて頂きました。 ※札幌のみなさん、ありがとうございます!初めての北海道はとても楽しかったです!Storage Gatewayの監視
プレゼンの中で、『Storage Gatewayの監視は、SDKを使って監視サーバと統合しましょう』と説明をしたのですが、今日は具体例を公開したいと思います。 CloudWatchからStorage Gatewayの情報をSDKで取得して、監視サーバ(Zabbix)に統合するイメージです。スクリプト
Zabbixでは自作した外部スクリプトを実行させる事ができますので、以下のようなスクリプトを作りました。 動作確認した環境は以下のとおりです。- ruby1.9.3、ruby1.9.1
- aws-sdk 1.8.0
- CachePercentDirty
- CachePercentUsed
- CloudBytesUploaded
- QueuedWrites
- TotalCacheSize
- UploadBufferFree
- UploadBufferPercentUsed
- UploadBufferUsed
アイテムとホストの作成
次にZabbixの管理画面からテンプレートにアイテムを追加していきます。 タイプを外部チェックとして、キーは以下のように設定をします。$ CacheHitPercent.rb[{$AWS.AKEY},{$AWS.SKEY},{$SG.GID},{$SG.NAME},{$CW.REGION}]最後にZabbixの管理画面からホストを作成します。 ホストに登録する場合は以下のようなマクロを設定して下さい。
- {$AWS.AKEY}
- アクセスキーIDを指定します
- {$AWS.SKEY}
- シークレットアクセスキーを指定します
- {$CW.REGION}
- リージョンを指定して下さい(例:monitoring.ap-notheast-1.amazonaws.com)
- {$SG.GID}
- Storage GatewayのGatewayIDを指定します
- {$SG.NAME}
- Storage Gatewayの名前を指定します
- 以上のステップで簡単にStorage Gatewayの監視を始める事が出来ます。
まとめ
- 今回作成した監視スクリプトはGateway Cached Volumeとなりますが、Storedでも同じように監視が出来ます。 クラウドのサービスでも運用する場合はリソース状況を監視して次のアクションにつなげたいですね。 Storage Gatewayも例外ではないので、使い慣れたツールで監視してあげて下さい。