皆さんこんにちは。 自社のブログサーバを落としたAWSチームの舘岡と申します。
前回に引き続きブログサーバの負荷テス…、エンジニアブログを投下したいと思います。
スピリチュアル
皆さん、スピリチュアルプログラミング(エンジニアリング)という言葉をご存知でしょうか。 スピリチュアルプログラミング スピリチュアルエンジニアリング入門
〜引用〜 システム開発・運用にスピリチュアル要素を取り入れることでシステム安定化を目指します。
私はこの言葉と考え方に出会って雷に打たれるような衝撃を受けました。あ、例え話ですよ。
この感動を皆さんに伝えるべく、この考えをAWSにも適用出来ないか考えてみました。
スピリチュアリティ
僕が絶大な信頼を寄せるWikipediaさんによるとスピリチュアルという言葉は大雑把に霊歌という意味なのだそうです。 Wikipedia: スピリチュアル 「霊的な」意味のスピリチュアルについては「スピリチュアリティ」をご覧ください、とありますが
URIを貼りたかっただけなので無視します。
基本原理
スピリチュアルエンジニアリングの基本原理に則ると基本は「祈り」にあるとの事です。
AWSに限らず祈る事でうまく動作したり安定稼働したりすることは多々あります。
この記事をご覧の皆様のサーバにも神田明神で購入したIT情報安全守護がありますよね?
お守りも1つの祈りの形です。
そして強い信念。
「動くはず」「いや、動かないワケがない」「動く!」と信じ抜く事が大切です。
開発環境?ステージング環境?そんなの必要ありません。
だって不思議なチカラで動くんですもの。
EC2に祈る
では具体的に祈って行きましょう。
まずはEC2。
EC2に祈りを捧げると以下の効果が見られるとの噂です。
- 起動が早くなる
- IPアドレスを開放してもまた同じIPアドレスを使える確率アップ
- 不思議なチカラでインスタンスサイズがアップ
- 意図しないSecurity Groupsの穴が見えないチカラで塞がる
あなたの祈りが通じればEC2の安定稼働に上記の効果が見られるかも知れません。
RDSに祈る
RDSに熱心に祈りを捧げると以下の効果が見られると近所の小学生が言ってました。
- 勝手にMulti-AZ
- 不思議なチカラでRegion間Replication
- もちろんインスタンスサイズアップ
- タイムゾーンの変更が可能に
- 更新処理の前に「更新するよ?大丈夫?」ってRDSが聞いてくる
RDSには大切なデータを入れて運用している方が多いと思います。
祈りよりも「いつもありがとう」と感謝の言葉をかける事でSLAがグンと上がったり、
クエリに対する応答時間が格段に速くなったという声をなんとか知恵袋で見た気がします。
ELBに祈る
魔法陣の中央にトカゲの尻尾・蜘蛛の足・蛇の毒を銀の皿の上に置いて呪文を唱えながら祈りを捧げると、
以下の効果が見られると某掲示板のまとめサイトのコメント欄に書いてあったと人づてに聞きました。
- 不思議なチカラでL7に対応
- Webサーバに変わってSorry画面をおせっかいで表示
- キャッシュサーバに変わっておせっかいで画像キャッシュ
ELBのダウンはサービスのダウンに直結します。
RDS同様に感謝の言葉をかけてあげる事でWebサーバに進化するって立ち読みした攻略本に書いてありました。
とりあえず祈る
皆さんご存知の通り、AWSはクラウドサービスです。
つまり雲の上に存在する各サービスは神だと言えるでしょう。
神々は私達の行動や言動をつぶさに観察しています。
信心が足りない、最近お祈りを怠っている、そう思っている方は障害が発生しませんでしたか?
EC2がふてくされてTerminateしたのに残ったりしませんでしたか?
なんかツイてなかったり障害が重なった時は思い出して下さい。
あなたの強い思いと祈りは届きます。
祈祷方法は知りませんが。
まとめ
スピリチュアルの奇跡をご覧いただけましたでしょうか。
このブログを書いている時も『こんな内容を会社のブログで出せると思っているのか?』という
ボスに良く似た声が聞こえた気がしましたが、気のせいでしょう。
あ、今気が付きましたが「祈る」部分を「お布施する」にするとしっくりしますね。
ご注意!
良い子の諸君!分かっているだろうがこの記事はネタだ!
だが、AWSの中の人に懇願すると願いが叶う事があるかも知れないぞ!
Special Thanks!!
当ブログでの紹介を快諾していただいた @mirakuiさん、@komagataさん、ありがとうございました!