Amazon Quick のチャットエージェントでURLをクリック可能なリンクとして表示する方法

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はじめに

こんにちは、久保(賢)です。

Amazon Quick は、組織内外のデータを活用してエージェンティック AI を利用できる、AWS のマネージドサービスです。

Amazon Quick で、組み込みのWeb検索機能ではなく、Brave Search を利用してWeb検索を利用する方法を以下記事にてご紹介しました。

blog.serverworks.co.jp

本記事では、Amazon Quick のチャットエージェントにおいて、AI の回答に含まれる URL をクリック可能なリンクとして表示する設定をご紹介します。

URLがクリックできないデフォルト動作

Amazon Quickでは、組み込みのWeb検索機能を利用して検索された場合には、参照先のソースを表示する機能があります。

例えば「Amazon Quickの最新機能を調べてください」といった質問をした場合、以下のようにソースボタンをクリックすることで参照先のURLが表示されます。

ソースの表示

しかし、以前ご紹介したBrave SearchやTavilyなどの外部検索機能をAPIやMCPで利用して検索された場合には、ソースにはURLが表示されず利用したツール名のみが表示されます。

てすと

そのため、APIやMCPを利用して検索を行う場合には、チャットエージェントのシステムプロンプトや、質問自体にソースを示すように促す内容を追加する方法が考えられます。

例えば以下のような内容です。

サーバーワークスの設立年をWebで調べてください。 ソースとしたサイトのURLを示してください。

これにより、チャットエージェントが参照したURLを回答に含めるようになります。(正確には、含めてくれる可能性が高くなります。)

しかし、以下画像のように、Amazon Quickではチャットエージェントの回答にURLが含まれる場合、URLがクリックできないように処理された状態で表示されます。

  1. https://, http:// といったスキーム部分が削除される
  2. ハイパーリンクにならない

これは責任ある使用を確保するためのガードレールと安全コントロールの一環でデフォルトの動作となっているようです。

URLをクリックできるようにする設定

"チャットエージェントのカスタマイズ"によって、URLをハイパーリンクとして表示するかどうかを設定することが可能です。

Chat agent customization in Amazon Quick - Amazon Quick

本設定は Amazon Quick の管理者、または該当設定を変更できる権限を持つユーザーで実施します。

Quickの管理画面を開きます。

「エージェントのカスタマイズ」をクリックします。

「クリック可能な外部リンク」のトグルスイッチをオンにします。

これで設定は完了です。

チャット応答内のURLをクリック可能なハイパーリンクとして表示することは、LLMが生成する応答に悪意のあるURLが含まれる可能性において、セキュリティリスクを伴う可能性があります。エージェントの使用方法と潜在的なリスクを十分に理解した上で実施ください。

確認

改めてチャットエージェントで検索を行いソースを表示させると、以下のようにURLがクリック可能なハイパーリンクとして表示されるようになりました。

なお、この設定はインスタンス内のすべてのチャットエージェントおよびフローに適用されます。
個別のエージェント単位ではなく、全体設定である点にご注意ください。

おわりに

検索ソースを示して欲しいのになぜか崩れている、という状況から調査・対応した内容をご紹介しました。

Amazon Quick活用支援サービス

サーバーワークスでは、Amazon Quick の導入設計から運用定着までを伴走でご支援する「Amazon Quick 活用支援サービス」を提供しています。
ご興味がありましたら当社までご連絡ください。

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久保 賢二(執筆記事の一覧)

猫とAWSが好きです。