WorkSpacesのイメージ運用における注意点

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こんにちは。CR課の鎌田です。

WorkSpaces、みなさんお使いですか? 今日の記事では、WorkSpacesの運用における注意点をまとめています。 いくつか気を付けておくべき点があるので、見て行きましょう。

1.イメージの数には上限があり、取得の考え方に注意

下記の公式ドキュメントにも記載がありますが、イメージの数には上限があります。2025年12月時点では、デフォルトのクォータは40となっており、40を超えるイメージの作成はできません。 Amazon WorkSpaces のクォータ - Amazon WorkSpaces

イメージを、WorkSpacesのバックアップのように使うことを考えられるケースもあるかも知れませんが、これは使い方として正しくありません。 配布するイメージを世代管理することが目的 なのが、イメージの機能です。

1-1. バックアップはどう考えておくと良いのか?

WorkSpacesのバックアップを考える上では、以下のような観点で整理をしておきます。

  • WorkSpaces上で作成したファイルはファイルサーバーなどで管理し、WorkSpacesの中に残す運用としない
  • 管理が必要なマスターの数はできる限り少なくし、管理が必要なマスターの数が減るようにコントロールする

これにより、WorkSpacesそのもののバックアップを考えるという観点が極力少なくなり、イメージでWorkSpacesをバックアップする、といった考え方ではなくなるはずです。

2.WorkSpacesのBYOLにおける注意点

WorkSpacesではBYOLによりWindowsのライセンスを持ち込んで利用が可能ですが、その際にも注意点があります。見ておきましょう。

2-1. Feature Updateの適用

BYOLでライセンスを持ち込んだ場合、Windows 11の23H2から24H2などのFeature Updateを適用したWindows Updateを適用した場合、イメージ作成がサポートされない、という注意点があります。

イメージの作成は、あるバージョンの Windows 11 から新しいバージョンの Windows 11 にアップグレードされた Windows 11 システム (Windows の機能/バージョンのアップグレード) ではサポートされません。例えば、24H2 にアップグレードされた Windows 11 23H2 システムは、イメージの作成には使用できません。
引用元:WorkSpaces で自分の Windows デスクトップライセンスを使用する - Amazon WorkSpaces

こちら、イメージが作成がサポートされないのみで、Feature Updateの適用ができない訳ではない点に注意をしてください。
既に展開済みのWorkSpacesにFeature Updateを個別に適用する運用に関しては、問題なく利用可能です。
WorkSpaces Personalでは、展開後はWorkSpaces個別にFeature Updateを適用する運用を実施することとなります。
また、WorkSpaces Poolsでは、Feature Update適用に関してはイメージの再作成の運用が発生することになるので、この点にも注意をしておきましょう。

2-2. WorkSpaces PoolsでのFeature Update適用

2-1.で記載した注意点があるため、WorkSpaces PoolsでFeature Updateを適用する運用を実施する場合、Feature Updateを適用する度にイメージの再作成が必要になります。 極力イメージをシンプルにして運用するなど、イメージの作成を簡素化できる手順を検討いただくと良いでしょう。

2-3.この記事の説明の前提になっているFeature Updateとは

Microsoftのページも参照いただければですが、毎年リリースされるUpdateのことで、Windowsなら西暦の下2桁にH2の名前をついたものが、2025年12月現在ではリリースされていっています。 Windows client updates, channels, and tools | Microsoft Learn

日本語では機能アップデートと呼ばれている、名前の通りWindowsに新しい機能が追加されていっています。

最後に

いくつかの注意点を見てきました。 どのような運用を実施するとしても、最初に運用設計を実施し、しっかりとWindows Updateやバックアップを含めた管理が必要です。

WorkSpacesの運用でお困りの際は、ぜひ当社にお声掛けください。