はじめに
こんにちは、サーバーワークスの多田です。
本記事は、当ブログで公開しているAWS DevOps Agent関連記事のインデックス(まとめ)です。2025年12月のプレビュー版発表から、2026年3月末のGA(一般提供)版リリースを経て、基本的なハンズオン、スキル機能、外部ツール連携、プライベートMCPサーバー接続まで、段階的に深掘りしています。目的に応じて各記事をご参照ください。
AWS DevOps Agentは、24時間365日稼働する自律的なオンコールエンジニアとして、インシデントの自動トリアージ・根本原因分析(RCA)・解決策の提案を行うサービスです。
リージョン情報: プレビュー版ではus-east-1のみでしたが、GA版では6リージョン(US East (N. Virginia), US West (Oregon), Asia Pacific (Sydney), Asia Pacific (Tokyo), Europe (Frankfurt), Europe (Ireland))に拡大しています。
記事の依存関係
(1) プレビュー版ハンズオン(基礎)
├── (2) スキル機能((1)の環境を拡張)
└── (3) Zabbix × Zendesk連携(独立構成)
└── (4) プライベートMCP接続((3)を拡張)
記事一覧
(1) 【プレビュー】AWS DevOps Agentのハンズオンをやってみた【6 人目】
※ プレビュー版の内容です。GA版ではIAMロール構成やセットアップ手順が変更されています。プレビュー版から移行する場合はマイグレーションガイドを参照してください。GA版の最新情報については(2)以降の記事を参照してください。
AWS DevOps Agentの最初の一歩となる記事です。プレビュー版を使い、CloudWatch Alarmと連携した自動インシデント対応を実際に試しています。
- AWS DevOps Agentの概要と主要機能(自動トリアージ、RCA、アクションプラン提案)
- セットアップ手順(AWS CLIへのサービスモデル追加、IAMロール作成、Agent Space作成、Operator App有効化)
- CloudFormationによるデモ環境構築(Lambda関数でのエラー生成、CloudWatch Alarmのトリガー)
- Operator Appでの調査開始と結果確認(Investigation Timeline、Root Cause分析)
こんな方におすすめ: AWS DevOps Agentを初めて触る方、基本的な動作を理解したい方
(2) AWS DevOps Agentのスキル機能を試してみた - カスタムスキルと学習済みスキルで調査精度を上げる
GA版で追加されたスキル機能を実際に作成・検証し、調査品質がどう変わるかを比較した記事です。
- スキル機能の概要(3層のスキル階層: AWS提供スキル / カスタムスキル / 学習済みスキル)
- カスタムスキルの作成方法(UIからの作成、ZIPアップロード、エージェントタイプのターゲティング)
- スキル適用前後の調査結果比較(調査時間 平均58%短縮、推論ステップ数 平均45%削減(検証環境比))
- 学習済みスキル(Agent Space Understanding、Tool Use Best Practices)の確認
- スキル設計のベストプラクティス(Descriptionの書き方、1スキル1シナリオ、MCPサーバーとの連携)
こんな方におすすめ: DevOps Agentの調査精度を上げたい方、自社固有の運用ナレッジをAgentに教えたい方
(3) Zabbix × Zendesk × AWS DevOps Agentで実現するアラート対応の自動化
Zabbix(監視)、Zendesk(チケット管理)、AWS DevOps Agent(AI根本原因分析)を連携させ、アラート発生からRCA結果のチケット反映までを自動化する仕組みを構築した記事です。
- 全体アーキテクチャ(Zabbix経由 / SecurityHub経由 / CloudWatch経由の3つの連携パス)
- Zabbixの設定(Zendesk Webhookメディアタイプ、ホストインベントリによるAWSリソース情報の伝達)
- Zendeskの設定(Webhook作成、トリガー設定)
- Lambda関数の構築(convertZendeskDevOps / createZendeskTicket / sendBackToZendesk)
- EventBridgeルールの設定(DevOps Agentイベント → Zendeskチケットへの結果反映)
- ハマりどころ(boto3 Layer、EventBridgeのリソースベースポリシー、Investigation Linkedの扱い)
こんな方におすすめ: 既存の監視・チケット管理ツールとDevOps Agentを連携させたい方、アラート対応の自動化パイプラインを構築したい方
(4) AWS DevOps AgentのプライベートMCPサーバーへの接続(ZabbixのMCPサーバー化)
(3)の構成をさらに発展させ、DevOps AgentがZabbixの詳細な監視データに直接アクセスできるようにした記事です。MCP(Model Context Protocol)サーバーの実装からPrivate Connection経由の安全な接続まで解説しています。
- Zabbix MCPサーバーの実装(FastMCPによる3つの読み取り専用ツール: get_active_triggers / get_host_items / get_events)
- TLS終端の設定(Apache リバースプロキシ、自己署名証明書のSAN設定)
- プライベート接続の設定(VPC Lattice経由のPrivate Connection作成、MCPサーバーの登録)
- エージェントスキルによるMCPツール活用の誘導(Zabbix起因のインシデントでMCPツールを優先使用)
- ハマりどころ(Zabbix APIトークン設定忘れ、VPC Lattice非対応AZ、Apache ProxyのSSE対応)
こんな方におすすめ: オンプレミスの監視基盤とDevOps Agentを連携させたい方、MCPサーバーの実装やPrivate Connectionの設定方法を知りたい方
参考リンク
AWS公式ドキュメント
- AWS DevOps Agent 公式ページ
- AWS DevOps Agent ユーザーガイド
- DevOps Agent Skills
- Connecting MCP Servers
- Connecting to privately hosted tools
- Migrating from public preview to general availability
- AWS CLI devops-agent コマンドリファレンス
AWS公式ブログ
著者
多田裕人