
こんにちは。
アプリケーションサービス部、DevOps担当の兼安です。
本記事はサーバーワークス Advent Calendar 2025(シリーズ 1)の1日目の記事です。 今年もみんなで記事を書いていきますのでよろしくお願いいたします。
今回は、先日まさかの復活が発表されたAWS CodeCommitについて触れてみます。
- AWS CodeCommit復活の背景
- 今後のロードマップ
- Amazon CodeCatalystの新規受付終了
- AWS CodeCommitの接続方法のおさらい - git-remote-codecommit(GRC)
- 最後に
AWS CodeCommit復活の背景
AWS CodeCommitの復活に関する公式のお知らせはこちらです。
詳細はリンク先記事をご覧ください。
既に新規アカウントでの利用が可能になっているとのことです。
記事の中で印象的なのはCodeCommitはお客様にとって重要なインフラストラクチャであることを再認識したとの言葉です。
You told us that CodeCommit isn’t just another code repository for you—it’s a critical piece of your infrastructure.
この「インフラストラクチャ」という言い方が重要だと思っています。
豊富な機能があるGitサービスもいいけれど、単純にソースを保存し中継地点として動作するシンプルなGitサービスにも確かな需要があったのだと思います。
今後のロードマップ
上記記事の中で少しですが、今後のロードマップについても触れられています。
- Git LFS サポート(2026 年第 1 四半期)
- 対応リージョンにeu-south-2 および ca-west-1 の追加(2026 年第 3 四半期に開始)
Git LFSは、他のGit系サービスでも実装されている大きなファイルを扱う際に便利な仕組みです。
CodeCommitにはストレージの上限があるため、この上限の緩和にもつながる機能はありがたいですね。
ストレージの上限については以下の料金ページに記載がありますので、参考にしてください。
Amazon CodeCatalystの新規受付終了

AWSのGitサービスとしては、CodeCommitの他にAWS CodeCatalystもありましたが、こちらは先日新規受付が終了しました。
こちらの公式記事に、新規受付終了するサービスがまとめられていて、その中にCodeCatalystも含まれています。
新規受付終了に伴い、CodeCatalystから他のGitへの移行ガイドも公開されています。
具体的なコマンドはリンク先に記載されていますが、簡単にまとめると、以下のような流れになります。
- CodeCatalystから
git clone --mirrorでリポジトリの全データをローカルに取得 - cloneしたリポジトリに
git remote addで移行先リポジトリを追加 git push --mirrorで移行先リポジトリに全データをプッシュ
こちらの手順をベースに、移行先をCodeCommitのリポジトリURLにすれば、CodeCatalystからCodeCommitへのリポジトリの移行が可能です。
ただし、Gitリポジトリのデータのみの移行となり、IssueやWikiなどの情報は別の場所に移行する必要があります。
どちらにせよ、現状CodeCommitにはIssueやWikiの機能はないため、他のツールを利用することになると思います。
AWS CodeCommitの接続方法のおさらい - git-remote-codecommit(GRC)
最後に、CodeCommitの接続方法について簡単におさらいしておきます。
CodeCommitへの接続方法はSSH・HTTPS・GRCがあります。
HTTPSはさらにGit認証情報と認証情報ヘルパーを使った接続方法があります。
GRCはgit-remote-codecommitの略で、CodeCommit独自の接続方法です。
個人的にGRCは一番便利だと思うので紹介しておきます。
前述のCodeCatalystなどからの引越しにも活用できると思います。
git-remote-codecommitは、Pythonのパッケージとして提供されているため、以下のコマンドでインストールします。
pip install git-remote-codecommit
CodeCommitのリポジトリで、git-remote-codecommit用のURLを取得します。

取得したURLは以下のような形式になっています。
codecommit::{リージョン名}://{CodeCommitのリポジトリ名}
あとは、通常のGitコマンドで利用するだけです。
git-remote-codecommitをインストールして、git-remote-codecommit用のURLを使った場合、GitはAWS CLIの認証情報=プロファイルを利用してCodeCommitに接続します。
git clone codecommit::{リージョン名}://{CodeCommitのリポジトリ名}
特に指定しなければ、デフォルトプロファイルが利用されますが、以下のように別のプロファイルを指定することも可能です。
git clone codecommit::{リージョン名}://{プロファイル名}@{CodeCommitのリポジトリ名}
VS CodeなどのIDEからも、上記のURL形式を使うことで、CodeCommitのリポジトリにアクセスできます。

最後に
CodeCommitの復活は、AWSの中で完結したシンプルなGitサービスを求めていたユーザーにとっては朗報だと思います。
これを機に、CodeCommitに改めて触れてみてください。
兼安 聡(執筆記事の一覧)
アプリケーションサービス部 DS3課所属
2025 Japan AWS Top Engineers (AI/ML Data Engineer)
2025 Japan AWS All Certifications Engineers
2025 AWS Community Builders
Certified ScrumMaster
PMP
広島在住です。今日も明日も修行中です。