こんにちは!サーバーワークスの松井です!
今回は、AWSドキュメントにも詳しい手順がなかったのでAmazon Aurora MySQLのオプショングループを変更する手順を紹介します。
AWSの公式ドキュメントでは以下のように記載されています。
このデフォルトオプショングループを変更することはできませんが、デフォルトオプショングループからその設定を引き継いで新しいオプショングループを作成することはできます。
注意事項
・マネージメントコンソールの[RDS]→[オプショングループの作成]にてAurora MySQLのオプショングループを作成することはできません
・Aurora MySQLを作成の際にデフォルトでオプショングループは作成されますが、デフォルト以外は選択不可能
・新しいオプショングループを作成するには、デフォルトのオプショングループをAWS CLIにてコピーして作成する必要がある
・オプショングループの設定はAWS CLIで実施する必要がある
AWS CLIを使うときは、CloudShellを使おう
Cloud Shellを使えばAWS CLIの設定が不要ですのでいきなりコマンドを叩けます。
1 マネージメントコンソールの以下の赤枠のボタンをクリック
2 少し待つとシェルを使える環境が用意される(裏側でEC2が起動していると推測されます)
変更手順
1 AWS CLIでデフォルトのオプショングループをコピーして新規オプショングループ作成
aws rds copy-option-group \ --source-option-group-identifier default:aurora-mysql-5-7 \ --target-option-group-identifier 【自分で作成するオプショングループ名】 \ --target-option-group-description "【自分で作成するオプショングループの説明】"
2 デフォルトでアタッチしたオプショングループをAWS CLIで作成したオプショングループに変更
aws rds modify-db-instance \ --db-instance-identifier hoge-dev \ --option-group-name hoge-gl-aurora-option-dev \ --apply-immediately
※ --apply-immediately をつけることによってメンテナンス時間を待たないで反映可能です。
コマンドの実行が完了するとAmazon Aurora MySQLのインスタンスの状態が変更中に変わります。
以上、Amazon Aurora MySQLのオプショングループの変更手順でした。