【Amazon Connect】Amazon Connect コンタクトイベント利用時の注意点

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Amazon Connectのコンタクトイベント(通話イベント)は、特別な設定なしで、ほぼリアルタイムでEventBridgeへ配信される便利な機能です。
Amazon EventBridgeのルール設定をすることで、イベントに応じた機能を実装することが可能です。

概要

機能自体は過去にも紹介していますが、利用における注意点を記載します。

過去の記事

blog.serverworks.co.jp

注意点

ベストエフォート配信である

イベントはベストエフォート、つまり確実に送信されることが保証されていません。
確実に処理する必要がある場合は別の方法も合わせて検討します。

Amazon Connect 問い合わせイベント - Amazon Connect

Amazon EventBridgeのドキュメントにも記載があります。

イベントタイプ追加を考慮

イベントタイプが追加されても良いように実装します。   機能アップデートによって新たなイベントタイプが配信されるようになることを想定した実装にしておくことが推奨されます。

具体的には、EventBridge Ruleのイベントパターンでイベントタイプを特定する、または、イベントを受け取った処理側でイベントタイプごとに分岐する、等が考えられます。

実際にイベントタイプが追加されています。

最後に

コンタクトイベントを利用すると即時性のある機能の可能性が広がります。
ただし、確実性を担保する必要がある場合はコンタクトデータのストリーミング機能を利用する、または、組み合わせた仕組みを検討する等、工夫が必要になりそうです。

ご参考になれば幸いです。