【2026/2/22〜28】Claude Code更新情報 Remote Control登場・Auto-Memory追加

はじめに
サーバーワークスの池田です。
今週(2/22〜2/28)の Claude Code は v2.1.51 から v2.1.63 まで10バージョンがリリースされました。
最大の目玉はローカルセッションをスマートフォンやブラウザから操作できる Remote Control の登場です。
さらに、Claude が作業中のコンテキストを自動的にメモリへ保存する Auto-Memory や、コード品質を自動改善する /simplify、大規模変更を並列実行する /batch など、実務に直結する機能が多数追加されています。
この記事で分かること
- Remote Control でローカルの Claude Code セッションをスマートフォンやブラウザからリモート操作できるようになったこと。
- Auto-Memory により Claude がプロジェクトのパターンやデバッグ知見を自動的に記憶し、セッションをまたいで活用できるようになったこと。CLAUDE.md との使い分けも解説。
/simplifyでコード品質を自動改善、/batchで大規模変更を並列実行、/copyの強化など、開発体験を改善するコマンドが複数追加されたこと。- Zero Data Retention(ZDR)ドキュメントが新設され、企業のデータ保持ポリシーに対応した導入検討が可能になったこと。
今週の主要アップデート一覧
| カテゴリ | 主な変更点 | バージョン | 参照 |
|---|---|---|---|
| 新機能 | Remote Control(ローカルセッションのリモート操作) | v2.1.51 | 公式ドキュメント |
| 新機能 | Auto-Memory(プロジェクト文脈の自動記憶・worktree 間共有) | v2.1.59, v2.1.63 | 公式ドキュメント |
| コマンド | /simplify(コード品質の自動改善) |
v2.1.63 | Releases |
| コマンド | /batch(大規模変更の並列実行) |
v2.1.63 | Releases |
| コマンド | /copy にインタラクティブピッカー追加 |
v2.1.59, v2.1.63 | Releases |
| ドキュメント | Zero Data Retention(ZDR)ドキュメント新設 | v2.1.62 | 公式ドキュメント |
注目アップデート1: Remote Control でローカルセッションをどこからでも操作
今週最大の新機能です。ローカルマシンで動いている Claude Code のセッションを、スマートフォンやブラウザからリモート操作できるようになりました。
何が変わったのか
Remote Control は、ローカルで実行中の Claude Code セッションに外部デバイスから接続する仕組みです。デスクで始めた作業をソファからスマートフォンで続けたり、別のPCのブラウザから操作したりできます。
重要なのは、処理はすべてローカルマシンで実行される点です。ファイルシステム、MCP サーバー、ツール設定などのローカル環境がそのまま使えます。クラウド VM で動く Claude Code on the web とは異なり、コードや環境がクラウドへ移動することはありません。
始め方
新規セッションを Remote Control で開始するには、プロジェクトディレクトリで以下を実行します。
claude remote-control
claude remote-control を実行するとセッション URL と QR コードが表示されます
既存のセッションを途中からリモート化したい場合は、公式ドキュメントによるとセッション内で /remote-control(省略形 /rc)が使えるとされています。
/remote-control
補足: 筆者の環境(v2.1.63 / Max プラン)では
/remote-controlおよび/rcスラッシュコマンドは表示されませんでした。claude remote-controlの CLI サブコマンドは正常に動作します。
接続方法は3通りあります。
- ターミナルに表示されるセッション URL をブラウザで開く。
- QR コードをスマートフォンの Claude アプリ(iOS / Android)でスキャンする。
- claude.ai/code のセッション一覧から選択する。
QR コードをスマートフォンの Claude アプリでスキャンすると、そのままセッションを引き継いで操作できます。
スマートフォンの Claude アプリからローカルセッションをそのまま操作できます
PC のブラウザからもセッションを引き継ぐことが可能です。セッション URL を開くか、claude.ai/code のセッション一覧から選択します。
ブラウザからも同じセッションにアクセスし、プロンプトの送信や結果の確認ができます
活用シナリオ
Remote Control は以下のようなシーンで活躍します。
- 外出先からの開発: 移動中や出先でもスマートフォンから Claude に指示を出し、ローカル環境でコードを書かせられる。
- デスクを離れながらの作業: 子どもの面倒を見ながらソファからスマートフォンで開発を進める、といった使い方も可能。
- ブラウザからのセッション引き継ぎ: 別の PC のブラウザからセッションに接続し、ターミナルを開かずに作業を継続する。
接続の仕組みと注意点
通信はすべてアウトバウンド HTTPS 接続です。ローカルマシンでインバウンドポートを開く必要はありません。ノート PC がスリープしたりネットワークが切れたりしても、復帰すれば自動的に再接続されます。ただし、ネットワーク切断が約10分を超えるとセッションがタイムアウトします。
注意: Remote Control は現在 Max プラン限定のリサーチプレビューです。 Pro プランへの展開が予定されていますが、Team / Enterprise プランでは利用できません。
詳細は Remote Control 公式ドキュメントを参照してください。
注目アップデート2: Auto-Memory でプロジェクトの文脈を自動記憶
v2.1.59 で導入された Auto-Memory は、Claude が作業中に発見したパターンや知見を自動的にファイルへ保存し、次回以降のセッションで活用する機能です。
何が変わったのか
これまで Claude Code にプロジェクトの文脈を渡すには、CLAUDE.md や .claude/rules/*.md に手動で記述する必要がありました。いずれも人間が書いて管理するファイルです。Auto-Memory では、Claude 自身が作業中に有用と判断した情報を自動的に書き出します。
保存される情報の例は以下のとおりです。
- プロジェクトパターン: ビルドコマンド、テスト規約、コードスタイルの傾向。
- デバッグ知見: トラブルの原因と解決策、よくあるエラーパターン。
- アーキテクチャメモ: 重要なファイルの役割、モジュール間の依存関係。
- ユーザーの好み: コミュニケーションスタイル、ワークフローの習慣、ツールの選択。
/memory コマンドの画面。Auto-memory のオン・オフ切り替えのほか、User memory・Project memory の編集や auto-memory フォルダの確認ができます
実際に「覚えておいて」と指示すると、Claude は Write ツールを使って MEMORY.md にその内容を書き込みます。
「AWS に関するアップデートは記事に記載して」と指示したところ、Claude が MEMORY.md に記事執筆の方針として保存した例
保存先とファイル構造
Auto-Memory はプロジェクト単位で管理されます。保存先は ~/.claude/projects/<project>/memory/ です。<project> 部分は git リポジトリのルートパスから導出されるため、同一リポジトリ内のサブディレクトリはすべて同じメモリを共有します。
v2.1.63 では、git worktree 間でもメモリとプロジェクト設定が共有されるようになりました。/batch コマンドや --worktree オプションで複数の worktree を使い分けていても、蓄積した知見が分断されることはありません。
~/.claude/projects/<project>/memory/ ├── MEMORY.md # メインのインデックスファイル(毎セッション自動ロード) ├── debugging.md # デバッグパターンの詳細メモ ├── api-conventions.md # API 設計の決定事項 └── ... # Claude が必要に応じて作成するトピック別ファイル
MEMORY.md はインデックスの役割を果たし、先頭200行がセッション開始時にシステムプロンプトへ自動ロードされます。200行を超える内容は読み込まれないため、Claude は詳細なメモを debugging.md などのトピック別ファイルに分割して管理します。トピック別ファイルは起動時には読み込まれず、Claude が必要に応じてファイルツールで参照します。
CLAUDE.md との使い分け
Auto-Memory と CLAUDE.md は役割が異なります。
| 項目 | CLAUDE.md | Auto-Memory |
|---|---|---|
| 書き手 | ユーザー(人間) | Claude(AI) |
| 内容 | 指示・ルール・規約 | 発見したパターン・知見 |
| 共有範囲 | チームメンバー(Git 管理可能) | 個人のみ |
| 読み込み | 全文を毎セッションロード | MEMORY.md の先頭200行のみ |
| 管理方法 | 手動編集 | Claude が自動更新+手動編集も可能 |
一般的な使い分けとしては、チームで共有すべきルールや規約は CLAUDE.md に、個人の作業中に蓄積される知見は Auto-Memory に任せるのが適切です。
管理方法
Auto-Memory はデフォルトで有効です。管理方法は3段階あります。
セッション内で管理する場合は、/memory コマンドでファイル選択画面を開きます。Auto-Memory のオン・オフ切り替えもここから行えます。
設定ファイルで無効化する場合は、settings.json に以下を追加します。
// ~/.claude/settings.json(全プロジェクト共通で無効化) { "autoMemoryEnabled": false }
// .claude/settings.json(特定プロジェクトのみ無効化) { "autoMemoryEnabled": false }
環境変数で制御する場合は、CLAUDE_CODE_DISABLE_AUTO_MEMORY を使います。この設定は /memory トグルや settings.json よりも優先されるため、CI 環境での制御に適しています。
export CLAUDE_CODE_DISABLE_AUTO_MEMORY=1 # 強制無効化
特定の情報を明示的に記憶させたい場合は、セッション中に直接指示します。
「pnpm を使うこと、npm は使わないことをメモリに保存して」
運用のヒント: Auto-Memory は便利な反面、意図しない情報を記憶してしまうケースもあります。筆者も、不要な記憶が蓄積して Claude の動作に影響するケースがありました。Claude Code の挙動に違和感を覚えたら、
/memoryからメモリファイルの内容を確認・整理するか、不要であれば強制無効化(CLAUDE_CODE_DISABLE_AUTO_MEMORY=1)を検討してください。
詳細は Memory 公式ドキュメントを参照してください。
注目アップデート3: /simplify・/batch・/copy 強化
/simplify でコード品質を自動改善
v2.1.63 で追加された /simplify は、変更済みのコードを再利用性・品質・効率の観点でレビューし、問題があればその場で修正してくれるコマンドです。もともとプラグインとして提供されていた機能が、今回公式のビルトインスラッシュコマンドとして実装されました。
/simplify
内部では 3つのレビューエージェントが並列起動し、それぞれコードの再利用性・品質・効率を個別にチェックします。結果を集約したうえで修正を自動適用してくれるため、機能実装やバグ修正のあとに実行するだけでコードを整理できます。
引数でレビューの焦点を指定することも可能です。
/simplify focus on memory efficiency
/simplify を実行すると、変更ファイルを自動検出してレビューを開始します
/batch で大規模変更を並列実行
同じく v2.1.63 で追加された /batch は、大規模なコード変更を並列で実行するコマンドです。変更内容を引数として渡します。
/batch migrate src/ from Solid to React
実行すると、まず Claude がコードベースを調査し、作業を5〜30の独立したユニットに分解して計画を提示します。ユーザーが承認すると、ユニットごとに1つのバックグラウンドエージェントが独立した git worktree 上で起動し、実装・テスト・PR 作成までを自動で行います。git リポジトリ内でのみ利用可能です。
前述の Auto-Memory の worktree 共有機能により、各エージェントがプロジェクトの知見を共有しながら作業を進められます。

注意:
/batchは多量のトークンを消費します。大規模な変更を実行する場合はトークン残量に注意してください。
/copy コマンドにインタラクティブピッカーが追加
/copy コマンドが強化されました。従来はマークダウン全文をクリップボードにコピーするだけでしたが、コードブロックが含まれるレスポンスではインタラクティブなピッカーが表示され、個別のコードブロックを選択してコピーできるようになりました。
/copy を実行すると、Full response のほか個別のコードブロックを選択できるピッカーが表示されます
Claude の回答に複数のコードブロックが含まれる場合、必要な1つだけをコピーしたいケースは多いはずです。 これまでは全文コピーしてから不要部分を削除する手間がありましたが、ピッカーで直接選択できるようになりました。
/config の設定画面。「Always copy full response (skip /copy picker)」を true にするとピッカーをスキップできます
v2.1.63 では末尾に「Always copy full response」オプションも追加されています。これを選択すると、以降の /copy ではピッカーをスキップして常に全文コピーが実行されます。毎回全文コピーしたい人は設定しておくと便利です(/config から元に戻せます)。
注目アップデート4: Zero Data Retention(ZDR)ドキュメント新設
今週、Claude Code の Zero Data Retention(ZDR)ドキュメントが新設されました。ZDR はエンタープライズ向けの機能で、Claude Code セッション中のプロンプトとモデル応答がレスポンス返却後に Anthropic に保存されない仕組みです。
ZDR の対象と対象外
ZDR は Claude for Enterprise プランで利用可能で、Organization 単位で有効化されます。カバーされるのは Claude Code のモデル推論部分のみです。
| 項目 | ZDR の対象か |
|---|---|
| Claude Code のプロンプト・レスポンス | 対象 |
| claude.ai のチャット(Web UI) | 対象外 |
| Cowork セッション | 対象外 |
| MCP サーバー等のサードパーティ連携 | 対象外 |
| Claude Code Analytics(利用統計) | メタデータのみ収集(プロンプトは保存しない) |
AWS Bedrock、Google Vertex AI、Microsoft Foundry 経由での利用は、各プラットフォームのデータ保持ポリシーに従います。
ZDR で無効化される機能
ZDR を有効にすると、会話データの保存が必要な以下の機能がバックエンド側で自動的に無効化されます。
| 無効化される機能 | 理由 |
|---|---|
| Claude Code on the Web | サーバー側に会話履歴の保存が必要 |
| Desktop アプリからのリモートセッション | セッションデータの永続化が必要 |
/feedback(フィードバック送信) |
会話データを Anthropic に送信するため |
これらの制約はクライアント側の表示に関係なくバックエンドで制御されているため、仮に UI 上で表示されていても実行するとエラーになります。
有効化の方法
ZDR の有効化は Anthropic のアカウントチームへの依頼が必要です。Organization ごとに個別に有効化されるため、同一アカウント配下で新しい Organization を作成した場合も、改めて申請が必要です。
現在 pay-as-you-go の API キーで ZDR を利用している場合は、Claude for Enterprise への移行も可能です。ZDR を維持したまま、管理機能(ユーザーごとのコスト制御、Analytics ダッシュボード、Server-managed Settings、監査ログ)を利用できるようになります。
企業導入への意義
「AI ツールにデータを渡して大丈夫なのか」は、企業が Claude Code の導入を検討する際の最大の懸念事項の一つです。ZDR のドキュメントが公式に整備されたことで、データ保持ポリシーに厳しい要件を持つ金融・医療・官公庁などの業界でも、導入の検討材料が明確になりました。
詳細は Zero Data Retention 公式ドキュメントを参照してください。
その他の変更点
新機能・CLI 改善
| 変更点 | バージョン | 参照 |
|---|---|---|
/model ピッカーが人間が読めるラベル(例: "Sonnet 4.5")を表示 |
v2.1.51 | Releases |
| 複合 Bash コマンドの「常に許可」プレフィックス提案がサブコマンド単位で改善 | v2.1.59 | Releases |
Adaptive Thinking を無効化する環境変数 CLAUDE_CODE_DISABLE_ADAPTIVE_THINKING 追加 |
v2.1.61 | 公式ドキュメント |
Fast Mode 完全無効化環境変数 CLAUDE_CODE_DISABLE_FAST_MODE 追加 |
v2.1.62 | 公式ドキュメント |
| HTTP Hooks 対応(シェルスクリプト不要で外部サービスへ POST 連携。Slack 通知や監査ログ等に活用可能) | v2.1.63 | 公式ドキュメント |
/model コマンドが現在アクティブなモデルをメニュー内に表示 |
v2.1.63 | Releases |
ENABLE_CLAUDEAI_MCP_SERVERS=false で claude.ai の MCP サーバー連携をオプトアウト可能に |
v2.1.63 | Releases |
| MCP OAuth 認証で自動リダイレクト失敗時に URL 手動ペーストのフォールバック追加 | v2.1.63 | Releases |
/model ピッカーの改善により、raw モデル ID(例: claude-sonnet-4-6)ではなく "Sonnet 4.6" のような人間が読めるラベルが表示されるようになりました。v2.1.63 ではさらに現在アクティブなモデルがメニュー内にハイライトされます。
パフォーマンス改善
| 変更点 | バージョン | 参照 |
|---|---|---|
BashTool がデフォルトでログインシェル(-l フラグ)をスキップし高速化 |
v2.1.51 | Releases |
| ツール結果の保存閾値を 100K → 50K 文字に引き下げ(コンテキスト節約) | v2.1.51 | Releases |
| マルチエージェントセッションで完了したサブエージェントのタスク状態を解放 | v2.1.59 | Releases |
| プロンプトサジェストのキャッシュ回帰修正(キャッシュヒット率改善) | v2.1.62 | Releases |
| メモリリーク修正10件以上(bridge polling、MCP OAuth、hooks メニュー、bash prefix キャッシュ、git root キャッシュ、JSON パースキャッシュ、WebSocket、チームメイト AppState 等) | v2.1.63 | Releases |
| サブエージェント使用時のコンテキスト圧縮で重い progress メッセージを除去(メモリ使用量改善) | v2.1.63 | Releases |
BashTool のログインシェルスキップは、以前は CLAUDE_BASH_NO_LOGIN=true の設定が必要でしたが、シェルスナップショットが利用可能な場合はデフォルトでスキップされるようになりました。v2.1.63 では長時間セッションで深刻化するメモリリークが10件以上まとめて修正されています。git root 検出キャッシュや JSON パースキャッシュの無制限成長、WebSocket リスナーのリークなど、長く使い込むほど影響が出る問題が解消されました。
Windows 安定性改善
| 変更点 | バージョン | 参照 |
|---|---|---|
| VS Code 拡張の Windows クラッシュ修正(2件) | v2.1.52, v2.1.56 | Releases |
| "switch on corrupted value" パニック修正 | v2.1.53 | Releases |
| 多数プロセス起動時のクラッシュ修正 | v2.1.53 | Releases |
| WebAssembly インタプリタのクラッシュ修正(Linux x64 / Windows x64) | v2.1.53 | Releases |
| ARM64 での2分後クラッシュ修正 | v2.1.53 | Releases |
| BashTool の EINVAL エラー修正 | v2.1.55 | Releases |
| 並行書き込みによる設定ファイル破損修正 | v2.1.61 | Releases |
今週は Windows 関連のクラッシュ修正が集中しています。v2.1.53 で ARM64 や WASM インタプリタの問題が一気に解消され、v2.1.61 では設定ファイルの並行書き込み破損も修正されました。
バグ修正
| 変更点 | バージョン | 参照 |
|---|---|---|
| UI フリッカー(送信後に入力が一瞬消える問題)修正 | v2.1.53 | Releases |
| バルクエージェント kill(Ctrl+F)が1つの集約通知に修正 | v2.1.53 | Releases |
| Remote Control 使用時のグレースフルシャットダウンで残存セッション修正 | v2.1.53 | Releases |
--worktree が初回起動時に無視されることがある問題修正 |
v2.1.53 | Releases |
| MCP OAuth トークンリフレッシュの競合条件修正 | v2.1.59 | Releases |
| 作業ディレクトリ削除時のエラーメッセージ改善 | v2.1.59 | Releases |
/cost 等のローカルコマンド出力がユーザーメッセージとして表示される問題修正 |
v2.1.63 | Releases |
/clear 実行後にスキルキャッシュがリセットされない問題修正 |
v2.1.63 | Releases |
| REPL bridge での初回接続フラッシュ時のメッセージ順序競合修正 | v2.1.63 | Releases |
| ファイル数キャッシュが glob ignore パターンを無視する問題修正 | v2.1.63 | Releases |
| VS Code: リモートセッションが会話履歴に表示されない問題修正 | v2.1.63 | Releases |
| VS Code: セッション一覧にリネーム・削除アクション追加 | v2.1.63 | Releases |
セキュリティ・管理機能
| 変更点 | バージョン | 参照 |
|---|---|---|
| statusLine / fileSuggestion フックのワークスペース信頼チェック修正 | v2.1.51 | Releases |
| Managed Settings が macOS plist / Windows Registry に対応 | v2.1.51 | 公式ドキュメント |
サンドボックスにパスレベルのファイルシステム制御(allowWrite / denyWrite / denyRead)追加 |
v2.1.62 | 公式ドキュメント |
Managed Settings の macOS plist / Windows Registry 対応により、MDM ツールから全社統一の設定を配布できるようになりました。エンタープライズでの導入がより容易になります。
ドキュメント
| 変更点 | バージョン | 参照 |
|---|---|---|
| トラブルシューティングページの大幅拡充(エラー逆引き表、プラットフォーム別対処法) | v2.1.52 | 公式ドキュメント |
| 認証ドキュメントの刷新(ログイン方法セクション追加) | v2.1.52 | 公式ドキュメント |
Web 版 Claude Code のタスク送信が & プレフィックスから --remote フラグに変更 |
v2.1.59 | 公式ドキュメント |
トラブルシューティングページは従来の簡素な内容から大幅に拡充されました。エラーメッセージから対処法へ直接ジャンプできる逆引き表や、Windows / Linux / macOS 各プラットフォーム固有の問題と対策が追加されています。
まとめ
今週のハイライトは、Remote Control と Auto-Memory という日常の開発体験を大きく変える2つの機能です。Remote Control は「デスクに縛られない Claude Code」を実現し、Auto-Memory は「セッションをまたいだ文脈の蓄積」を自動化します。
開発体験の改善も充実しています。コード品質を自動レビューする /simplify、大規模変更を並列処理する /batch、/copy のインタラクティブピッカー、HTTP Hooks による外部サービス連携など、実務に効く変更が多数含まれています。v2.1.63 では長時間セッションで蓄積するメモリリークも10件以上修正され、安定性が大幅に向上しました。
エンタープライズ向けでは、ZDR ドキュメントの新設により「AI ツールにデータを渡して大丈夫なのか」という企業の懸念に対する回答が公式に整備されました。Managed Settings の MDM 対応やサンドボックスのパスレベル制御と合わせて、企業が安心して導入できる土台が着実に整ってきています。
公式の CHANGELOG も合わせてチェックしてみてください。