初めに
皆さん、こんにちわ。 CS2課の山﨑です。
最近話題の Amazon Quick Suite (以後 Quick Suite ) で、Confluence Wiki をデータソースにした chat ボットを作成してみました。
本来であれば、データの分析や可視化に強い Quick Suite ですが、ナレッジベース chat ボットの作成も簡単にできたため、その共有になります。
以下の手順で chat ボットを作成します。 とてもお手軽に作成できるのでぜひ挑戦してみてください。
ナレッジベースの作成
スペースの作成
チャットエージェントの作成
Quick Suite については、以下の AWS 公式のドキュメントをご参照ください
ナレッジベースを作成する
先に、chat ボットのデータソースとなる、ナレッジベースを作成します。 ホーム画面 > インテグレーション から、Atlassian Confluence Cloud を選択します。

以下の通り、設定をしていきます。

名前と Confluence スペースの URL を入力します

Confluence のサインイン画面に遷移するため Accept します。

今回は、ダミーの福利厚生に関連する Wiki について聞いてみようと思います。(これもまた AI に作成してもらいました。) ナレッジベースの名前と Description を入力します。
URL には以下の二つは入力する必要がありました。
スペースのリンク
スペース内の該当ページの最上階層のリンク
今回のダミーの福利厚生 Wiki は、最上位にまとめページがあり、その下の階層に個別の福利厚生の説明があるような構成になっております。 最上位のまとめページのリンクを貼れば、その下の階層のページもデータソースにしてくれました。
作成をクリックします。

ステータスが利用可能になるまで待機します。 それほど時間はかかりませんでした。(筆者の場合5分もかからなかったです。)

スペースを作成する
ナレッジベースが作成できたら、スペースを作成していきます。
ナビゲーションペインの スペース > スペースを作成 をクリックします。

以下のようにナレッジベースを追加していきます。

スペースにナレッジベースが追加されました。

チャットエージェントを作成する
ナビゲーションペイン チャットエージェント > チャットエージェントを作成 をクリックします。

自然言語で chat ボット を作成することができます。 今回は、会社の同期というペルソナを設定したいと思います。

福利厚生に関連する質問に回答してください。 あなたと私は会社の同期で仲がいいです。 情報の要約と出典のソースを一緒に教えてください
生成を押下するとチャットエージェントの設定画面になります。 回答するボットのペルソナやトーンの細かい設定を行います。 今回は、前の手順で勝手に設定してくれた通りのままにします。

ちなみに、最初のエージェントへの指示に「福利厚生」という言葉含まれていたため、先ほど作成した Quick Suite のスペースも自動で追加してくれております。

「エージェントを起動する」 をクリックしたら、完成です!

テスト
実際にチャットエージェントと会話してみました

細かい部分についても教えてくれました!

まとめ
以前、Amazon Q Business を使って、同様の chat ボット を作成したことがあったのですが、データベースの同期にとても時間がかかっただけでなく、Confluence の API キーの管理が必要だったりと何かと大変でした。 Confluence スペースの URL だけで、簡単にナレッジにアクセスできるようになるので、皆さんもぜひご活用ください。
また、検証であれば料金も決して安いとは言えないのですぐ削除するよう、お気を付けください。