AWS AIF認定に合格したので学習法を振り返る

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三度の飯よりサメ映画が好きなウメキです。

さて、re:Invent 2024 では 「Amazon Nova」などの 生成AI/ML関連に関する様々な発表があり、生成AI/MLの勢いがますます加速していること感じています。

▼ サーバーワークスエンジニアブログの re:Invent 2024 のレポートはこちらからどうぞ!

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そんなアップデートを追いかけるためにも、AI/ML関連の知識が必要ということで、このたび AWS Certified AI Practitioner 認定(通称 AWS AIF)を受検しました。 本記事では、学習内容、工夫したポイントを振り返ります。 これから受験を考えている方に少しでも参考になる情報をお届けできればと思います。

学習内容

1. G検定公式テキストを一周

AIと機械学習の基礎を学ぶため、まずはG検定の公式テキストを通読しました。
試験対策というよりは「AIの歴史や技術の全体像をつかむ」という目的でしたが、内容が面白く、がっつり読み込みました。 後続の資格である MLA の取得を考えているため、AIF受験の段階で読み込めておいて良かったと感じています。

www.shoeisha.co.jp

2. AWS公式模擬問題集

AWS公式で提供している模擬問題集は、学習初期と受験直前に実施しました。
最初は得点率60%台後半と散々でしたが、最終的には90%台に! 特に、自分の弱点を把握するのにとても役立ちました。

Exam Prep Official Practice Question Set: AWS Certified AI Practitioner (AIF-C01)

3. Udemy問題集

日本語版のUdemy問題集も大活躍でした。 エビングハウスの忘却曲線という理論を活用し、初回→1日後→3日後という復習スケジュールを組みました。問題の解説は、ChatGPTに選択肢ごとの補足をお願いしながら解説してもらい、理解を深めました。

www.udemy.com

勉強を楽しくする工夫(子ネタ)

キャラクター化で記憶力アップ!

学習を楽しく、かつ効率よく進めるために、ちょっと変わった方法を試しました。それが 「キャラクター化」 です!
ChatGPTに解説をしてもらう際に「○○という機能を『〇〇風の○○』をイメージしたキャラクターに置き替えて解説して」 とお願いします。

下記は「SageMaker Model Monitor を『平成ギャル風』にキャラ付けして」と依頼した際の回答です。

  • ビジュアル:

    • メイクはバッチリ!大きな瞳にキラキラのラメを散りばめて、華やかなアイメイクが特徴的。
    • 服装はピンクやラベンダー色のキャッチーなファッションで、フリルやリボンをあしらったドレス風コーディネート。シンプルだけど、ちょっとしたスパイスが効いている。
  • 性格:

    • 「モデルが安定して動いてるか確認するのがめっちゃ大事!だって、エラーがあったら、みんなに迷惑かかっちゃうじゃん!」みたいに、ちょっとお世話焼きだけど、頼りにされる存在。
    • SageMaker Model Monitor を使いこなして、モデルの挙動を監視しているときは、「あー、これちゃんと監視しないとヤバいよね!問題あったらすぐにピピっとお知らせしてあげる!」って感じで超リーダブル。
  • セリフ例:

    • 「やば!このモデル、動きに問題ないかな?ちゃんとモニタリングしとかなきゃ、ユーザーが困っちゃうじゃん!」
    • 「ちょっと待って!モデルのパフォーマンス、チェックしておいたほうがいいかも~。こういうの、超大事だからね!」

というように、ビジュアル設定もばっちりな頼れるギャル像が爆誕します。 正直なところ、説明の的確さ、覚えやすさについては個人の趣向によるとは思いますが クスッと笑える要素を取り入れながら勉強を続けられ、良い息抜きとなりました。 疲れた時に、是非やってみてください!

結果と次の挑戦

結果は… 無事合格!
模擬試験や問題集で繰り返し演習し、弱点を補強したことが功を奏したと思います。

次は、さらに上を目指して MLA(AWS Certified Machine Learning Engineer - Associate) に挑戦する予定です。 今回の経験を活かして、次のステップでも良い結果が出せるよう頑張ります!

おわりに

今回の合格体験記が、これからAWS AIF認定の取得を目指す方の参考になれば幸いです。 本記事には記載しませんでしたが、公式ドキュメントの SageMaker の資料は何度も確認されることをおすすめします。

また、2025 Japan AWS All Certifications Engineers を目指される方は、認定基準にこの認定が含まれていることを意識すると、より気合が入ると思います(実体験)

AWS認定資格の取得は大変ですが、楽しく学びながらチャレンジすることで自分自身の成長を実感できる良い資格です。 一緒に頑張りましょう!

ウメキ ミカ (記事一覧)

エデュケーショナルサービス課にて研修中

2024年10月よりサーバーワークスにジョインしました

AWS Cost Explorer を見るのが好きです