Lambda関数で最大10GBのエフェメラルストレージを使用可能になりました

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山本です
山は良いですね

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Lambda関数で最大10GBのエフェメラルストレージを使用可能になりました

今まで Lambda を使うときには /tmp 領域に 512 MB までファイルを置くことができました
今回のアップデートで 10240MB (10GB) までファイルを置くことができるようになりました
Lambdaで今までよりも大きいサイズのファイルを扱うことができるようになります

aws.amazon.com

確認してみる

変更前
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変更 f:id:swx-yamamoto:20220325165003p:plain

変更後
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エフェメラルストレージの料金

エフェメラルストレージを 512 MB 以上に設定する場合は
1GBあたり 0.000000037 ドル (約 0.0000037 円)かかるようです
※東京リージョン、実行時間が1秒のとき
料金面はあまり気にしなくてもよさそうですね
( Amazon EBS の 汎用 SSD (gp3) ストレージとほぼ同じ料金です 例として1GBを1ヶ月まるまる使い続けて 1ドル弱です)

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Serverless Computing – AWS Lambda Pricing – Amazon Web Services

このアップデート以前までの対応

今まで Lambda で 512 MB よりも大きいサイズのファイルを扱う際には候補サービスとして EFS が挙がっていました
ただし EFS を利用するためには VPC 内に Lambda を作成する必要があり VPCやEFSを構築する手間がありました

docs.aws.amazon.com

今回のアップデートはそうした手間を軽減することに繋がりそうですね

以上

山本 哲也 (記事一覧)

カスタマーサクセス部のエンジニア(一応)

好きなサービス:ECS、ALB

趣味:トレラン、登山(たまに)