Alexa for Business(21)プライベートスキルをAlexa-hostedスキルを使って作成する(2)

AWS運用自動化サービス「Cloud Automator」

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 こんにちは、サーバーワークスのこけしの人、坂本(@t_sakam)です。先日「2020 APN AWS Top Engineersの発表」があり、わたくしも選出していただきました。ありがとうございます!
 今後もAWSやAlexaの情報をたくさんお届けできるよう努めます!
 
 さて、前回は「プライベートスキルをAlexa-hostedスキルを使って作成する」の第1回をお届けしました。
 AWSのアカウントがなくても、簡単なスキルであれば「Alexaの開発者コンソールだけでスキルが作成できてしまう」ということが、おわかりいただけたのではないかと思います。
 
 前回でスキルの作成自体は完了しましたが、このスキルをAlexa for Businessで使うためにはまだやることがあります。今回は、作成したスキルをAlexa for Businessで使うために必要な「申請や設定」をおこなっていきたいと思います。

Alexa for Business(20)プライベートスキルをAlexa-hostedスキルを使って作成する(1)
http://blog.serverworks.co.jp/tech/2020/05/08/alexa_for_business_020/

1. 公開名と説明

 まずはAlexaの開発者コンソールにログインし、前回作成した「Hello World」スキルを選択します。
 次に画面上メニューの「公開」を選択します。スキルの公開名、説明、詳細な説明を入力します。
 今回はサンプルスキルなので、極力デフォルトで入力されているままの状態で進めます。実際に入力する際は、適宜スキルの内容に合わせて変更してください。
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2. サンプルフレーズとアイコン

 サンプルフレーズを3つ入力します。ここに入力するのは、ユーザーがAlexaに話しかけるときのフレーズになります。こちらも今回はデフォルトで入力されているままの状態です。「Alexa open hello world」、「hello」、「help」と入力されています。
 スキルのアイコンはデフォルトでは設定されていないので、適宜108×108ピクセルと512×512ピクセルのアイコン画像をPNGかJPEGでそれぞれ用意してアップロードしてください。今回は「アイコンビルダー」で簡単に作成しました。
※アイコンビルダーへのリンクは大きなスキルアイコンの下にもあります。
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3. カテゴリー

 カテゴリーはデフォルトで「Game &Trivia – Knowledge & Trivia」となっているので、そのままにしています。適宜スキルの内容に近いカテゴリーを選択してください。
 画面右下の「保存して続行」ボタンを押して、入力を続けます。
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4. プライバシーとコンプライアンス1

 このスキルで支払いが発生することはないので「いいえ」、ユーザーの個人情報の収集はおこなわないので「いいえ」、13歳未満が対象のスキルではないので「いいえ」を選択します。
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5. プライバシーとコンプライアンス2

 広告の表示はしないので「いいえ」を選択します。
 次に「輸出コンプライアンスの注意書き」を確認して、チェックを入れます。
 「テストの手順」は特別な手順があれば入力します。今回はデフォルトで入っていた文言のままにしています。
 画面右下の「保存して続行」ボタンを押して、入力を続けます。
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6. 公開範囲

 今回はAlexa for Business用のスキルなので「Alexa for Businessに参入している企業」を選択します。
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7. 利用できる国の選択1

 「国と地域を選択する」を選択し、「米国」にチェックを入れます。
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8. 利用できる国の選択2

 画面を下までスクロールし、画面右下の「保存して続行」ボタンを押します。
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9. 検証

 前の手順の「保存して続行」ボタンを押すと自動的に次の画面に切り替わり、スキルの検証が始まります。
 問題がなければ「エラーは見つかりませんでした。」と表示されるので、画面左メニューの「申請」を選択して、スキルの申請へ進みます。
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10. 申請

 画面右上の「はい、審査を申請します」ボタンを押します。
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11. 申請完了

 申請が完了しました。申請が通るまでしばらく待ちます。Alexa for Business向けのスキルは、全公開のスキルと違いそんなに待たずに申請が通ります。複雑な仕様のスキルの申請はまだおこなったことがないため、すべてのスキルで同じかはわかりませんが、通常20〜30分で申請が通ります。
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12. 公開中と開発中

 しばらく待つと申請が通って、ステータスが「公開中」になっています。
 申請が通ってステータスが「公開中」になると「公開中」のスキルの他に、同じスキル名でステータスが「開発中」のスキルが画面に現れます。スキルに修正が発生して再申請をおこなう場合は、「開発中」のスキルの方を修正して、再申請をおこなう必要があります。
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13. Alexa for Businessを利用しているAWSアカウントにログイン

 次は、現在Alexa for Businessを利用しているAWSアカウントにログインして、Alexa for Businessのマネジメントコンソールを開きます。あとの手順で必要になる、AWSアカウントのIAM ARNをコピーするためです。
 画面左メニューの「Skills」を選択します。画面右上の「Show IAM ARN」ボタンを押します。
※あらかじめAWSアカウントのIAM ARNがわかっている場合は、これらの手順は省略できます。
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14. IAM ARNをコピー

 AWSアカウントのIAM ARNが表示されるので「Copy」ボタンを押します。
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15. コピー完了

 コピーできました。
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16. 公開範囲

 Alexaの開発者コンソールに戻ります。画面左メニューから「公開範囲」を選択します。
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17. Alexa for Businessに参入している企業を入力

 画面下の「Alexa for Businessに参入している企業を入力」の箇所に先程コピーしたAWSアカウントのARNをペーストし「追加」ボタンを押します。
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18. 保存

 ARNが追加されたら画面右下の「保存」ボタンを押します。
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19. Skills

 Alexaの開発者コンソールでARNが追加できたら、またAlexa for Businessのマネジメントコンソールに戻ります。
 画面左メニューから「Skills」を選択します。
 画面中央に「Hello World」スキルが表示されています。このスキルのステータスが「Wating on review」となっているので、右側の「Review」ボタンを押します。
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20. Review private skill

 スキルの内容が書かれたウィンドウが表示されるので、内容に問題がないかを確認し、画面右下の「Enable」ボタンを押します。
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21. スキルの有効化完了

 スキルの有効化が完了しました。
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22. スキルグループへスキルを追加

 スキルの有効化は完了しましたが、これだけだとまだ実際にスキルを使うことはできません。現在利用しているスキルグループにこのスキルを追加する必要があります。
 画面左メニューから「Skill groups」を選択します。
 現在利用しているスキルグループ「My Office」をクリックします。
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23. Add skills

 画面右中央の「Add skills」ボタンを押します。
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24.「Hello World」スキルの追加

 「Hello World」スキルにチェックを入れて、画面右下の「Add」ボタンを押します。
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25. スキルの追加完了

 「Hello World」スキルが「My Office」スキルグループに追加できました。これで、このスキルが使えるようになります。
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まとめ

 今回は、作成したスキルをAlexa for Businessで使うために必要な「申請や設定」をおこないました。
 スキルの公開申請手順は、途中で「公開(すべてのユーザーに公開)」か「Alexa for Business」かを選択する箇所で「Alexa for Business」を選択したこと以外は、通常のスキル公開申請と同じ流れでしたね。
 このとき「Alexa for Business」を選択すると、審査通過後にAWSアカウントのARNを指定できるようになりました。
 このように「Alexa for Business」を選択すると、スキルの利用者を制限できるようになるため、自分の会社だけで使えるプライベートスキルを作ることが可能です。
 今回はサンプルの「Hello World」スキルを使っての説明でしたが、もっと仕事を便利にするようなスキルを開発できれば「仕事でAlexaを使う」という日も遠くないかもしれませんね。
 
 いや〜、「Alexa for Business」って本当にいいものですね!

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