AWS Transit GatewayのInter-Region Peeringが東京リージョンに対応

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AWS Transit Gatewayのアップデート

技術3課の杉村です。2020/04/07、AWS Transit Gatewayのインターリージョンピアリング(Inter-region Peering)機能が東京リージョンに対応しました。 AWS Transit Gateway now Supports Inter-Region Peering in 11 additional regions

これにより、下記ブログの構成が東京リージョンで可能になりました。つまり、リージョン間でTransit Gateway同士を接続することができるようになり、リージョン/複数AWSアカウントに所属するVPC/オンプレミスサイトを跨いだネットワーク構成が可能になりました。

Transit Gatewayで実現するマルチリージョン構成・マルチアカウント構成

今のTransit Gatewayの機能で実現可能な構成は、上記のブログ投稿を参照いただければと思います。

Direct Connect機能のまとめ

Direct Connect関連の機能はアップデートが頻繁にあり、追いつくのが大変/全体を把握していない方も多いと思います。 以下のブログを順に読んでいくと、仕様の全体と変遷を追うことができます。

  1. AWS Direct Connectの概念の整理…Connectionとは?VIFとは?

  2. DX系サービスの変遷とAWS Transit Gatewayの嬉しいところ

  3. AWS Transit GatewayとDirect ConnectのマルチAWSアカウント構成

  4. Transit Gatewayで実現するマルチリージョン構成・マルチアカウント構成

その後、下記の公式資料をお読みいただくと、理解が深まると思います。

[AWS Black Belt Online Seminar] AWS Direct Connect

杉村 勇馬 (記事一覧)

サーバーワークス → 株式会社G-gen 執行役員CTO

2021 Japan APN Ambassadors / 2021 APN All AWS Certifications Engineers

マルチAWSアカウント管理運用やネットワーク関係のAWSサービスに関するブログ記事を過去に執筆。

2021年09月から株式会社G-genに出向、Google Cloud(GCP)が専門に。G-genでもGoogle Cloud (GCP) の技術ブログを執筆中。