EBSボリュームタイプがgp2のIOPSを変更する方法

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こんにちは。技術1課の小倉です。
今回はEBSボリュームタイプがgp2のIOPSを変更方法についてまとめます。

IOPS(Input/Output Per Second)とは

IOPSとは、ハードディスクドライブ(HDD)、ソリッドステートドライブ(SSD)、ストレージエリアネットワーク(SAN)などのコンピューターストレージデバイスの性能指標の一つで、1秒間に読み書きできる回数のこと。IOPSの値が高いほど速くデータの読み書きができることを表しています。
参考 : Wikipedia IOPS

高いIOPSが必要な処理の例として、EC2でデータベースサーバを運用していてEBSへの読み書きが頻繁に行われているなどがあります。

EBSのボリュームタイプ

EBSのボリュームタイプは全部で5種類あります。特徴を簡単にまとめます。

  ソリッドステートドライブ (SSD) ハードディスクドライブ (HDD)
ボリューム
タイプ
汎用 SSD (gp2) プロビジョンド IOPS SSD (io1) スループット
最適化 HDD (st1)
Cold HDD (sc1) EBS
マグネティック
特徴 ・ブートボリュームに使える
・汎用的でどんな用途でも使用可能
・ブートボリュームに使える
・高いスループットの処理が必要なデータ保管用
・ブートボリュームに使えない
・高いスループットの処理が必要なデータ保管用
・ブートボリュームに使えない
・アクセス頻度が低い大容量のデータ保管用
・旧世代のボリューム
・ブートボリュームに使える
・低価格
ボリューム
サイズ
1GiB~16TiB 4 GiB~16 TiB 500 GiB~16 TiB 500 GiB~16 TiB 1 GB~1 TB
ボリューム
あたりの
最大 IOPS
16,000 64,000 500 250 40-200

参考 : Amazon EBS ボリュームの種類「Amazon EBS の旧世代ボリューム」

EBSボリュームタイプがgp2のIOPSを変更する方法

EBSボリュームタイプがgp2のIOPSを変更する(増やす)方法は2通りあります。

  • gp2のボリュームサイズをアップする
  • ボリュームタイプをio1に変更してIOPSを設定する

それぞれを詳しく見ていきます。

  • gp2のボリュームサイズをアップする

EBSはボリュームのサイズを大きくするとIOPSも大きくなります。gp2は3 IOPS/GiBで増えていき、5334GiBで上限の16000に到達します。以下がIOPSとボリュームサイズの関係のグラフです。ボリュームサイズが1000GiB以下ではバースト機能がありますが、今回は説明を割愛します。

1000GiBだとIOPSは3000ですが、IOPSを6000にしたい場合はボリュームサイズを2000GiBに変更することでIOPSを増やすことができます。

以下に変更の流れを書きます。

対象のEBSボリュームを選択し、[アクション] – [ボリュームの変更]をクリック

ボリュームの変更画面で、サイズを2000に変更して[変更]をクリック
IOPSが6000になっていることが確認できます。

確認画面がでて、[はい]をクリック
ボリュームのリクエストが成功しましたと表示されるので、[閉じる]をクリック

状態がavailableになったら変更完了です。

  • ボリュームタイプをio1に変更してIOPSを設定する

ボリュームタイプの変更は簡単にできます。
1000GiBでIOPSが3000ですが、IOPSを6000にしたい場合はボリュームタイプをio1に変更してIOPSを6000に指定することでIOPSを増やすことができます。手順はボリュームサイズの変更とほとんど一緒です。

対象のEBSボリュームを選択し、[アクション] – [ボリュームの変更]をクリック

ボリュームの変更画面で、ボリュームタイプをプロビジョンドIOPS SSD (io1)に変更し、Iopsを6000に変更して[変更]をクリック

確認画面がでて、[はい]をクリック
ボリュームのリクエストが成功しましたと表示されるので、[閉じる]をクリック

状態がavailableになったら変更完了です。

まとめ

IOPSを変更する方法をまとめておきました。
2通りあると書きましたが、gp2のIOPSは最大16000なので、もしこれ以上のIOPSにするためにはボリュームタイプをio1にするという選択肢しかないことを留意していただければと思います。

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