Amazon EC2にリタイア通知!どうやって対応するの?

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このブログではとてもお久しぶりです。
営業課の生井です。

最後に書いたブログはどれだったかなと調べてみました。
…もう3年前なんですね。時が経つのは早いです。

今日はAmazon EC2にリタイア通知が届いた時の対応手順を紹介しようとおもいます。

Amazon EC2 リタイア通知とは

Amazon EC2を利用していると時々リタイア通知がきます。

通知例

EC2 has detected degradation of the underlying hardware hosting your Amazon EC2 instance (instance-id:XXX) associated with your AWS account (AWS Account ID: XXXX) in the ap-northeast-1 region. Due to this degradation your instance could already be unreachable. We will stop your instance after 2020-03-01 09:00 UTC.

You can find more information about maintenance events scheduled for your EC2 instances in the AWS Management Console (https://console.aws.amazon.com/ec2/v2/home?region=ap-northeast-1#Events)

リタイア通知とは、インスタンスをホストしている基盤のハードウェアで回復不可能な障害が検出されたときに通知されます。
予定されたリタイア日になると、インスタンスは AWS によって停止または削除されますので、対応は必須になります。
対応方法は対象インスタンスを停止・起動のみです。さすがクラウドですね。簡単です。
インスタンスを停止・起動です。再起動ではダメですよ★

手順のご紹介

1.まず自身のAWSアカウントに入り、「Amazon EC2」で検索

2. インスタンスを選択

3. 対象インスタンスIDを検索

↑こんな表示がされているのを確認しましょう。

4. アクションをクリック→インスタンスの状態→停止を選択

5. 停止する

6. 停止を見守ります
7. インスタンスの状態がstoppedになったのを確認

8. アクション→インスタンスの状態→開始を選択
9. 開始する

10. インスタンスの状態がrunningになっているのを確認

以上で、リタイア対応完了です。

AWSマスターの一歩

これでリタイア通知が来てももう怖いもの知らずですね。
作業時間はざっと10分程度です。
本番環境の場合は停止する時間をしっかりと検討してからやりましょう。

ちなみに弊社製品Cloud AutomatorでEC2の起動・停止を時間で予約することもできますので深夜に対応しなければいけないときはこちらを利用するのもいいですよ。
睡眠は大事ですから。

Amazon EC2さんお疲れさまでした。