【Cloud Automator】東京リージョンで取得したAMIを自動で大阪ローカルリージョンにバックアップする

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本日、Cloud Automatorで大阪ローカルリージョンを一部サポートすることを告知させて頂きました。

【Cloud Automator】大阪ローカルリージョンを一部サポート致します!

本記事では、大阪ローカルリージョンを用いて、東京リージョンで取得したAMIを自動で大阪ローカルリージョンにバックアップする方法をご紹介します。

概要

  • 任意のトリガーで、東京リージョンでAMIを取得します
  • HTTPトリガーでジョブを数珠つなぎし、東京リージョンでAMIを取得した後、自動でAMIを大阪ローカルリージョンにバックアップ(コピー)します
  • AMIは東京リージョン/大阪ローカルリージョン両方で、世代管理が実施されます

※HTTPトリガーによるジョブの数珠つなぎについては、以下のマニュアル等をご参照ください。

Webhook後処理:複数のジョブを連続実行する(EC2インスタンスのスケールアップ)

前提

  • Cloud Automatorの初期セットアップが完了していること
  • 登録するAWSアカウントで大阪ローカルリージョンが使用可能なこと
  • AMIを取得するEC2インスタンスが東京リージョンに存在すること

手順

1. 運用ジョブの作成と数珠つなぎ(大阪ローカルリージョンへのAMIのバックアップ)

ジョブの数珠つなぎを行うため、後から実行される大阪ローカルリージョンへAMIをコピーするジョブをまず作成します。 詳細は手順は割愛しますが、ポイントは以下の点です。

  • 「トリガー」は「HTTPトリガー」を選択します
  • 「コピー先リージョン」に「大阪ローカルリージョン」を選択します
  • 「特定のタグがついたイメージ」を選択し、取得/コピーするAMIに付与予定のタグを入力します

2. 運用ジョブの作成(東京リージョンのEC2インスタンスのAMIの取得)

次に東京リージョンでAMIを取得するジョブを作成します。 詳細は手順は割愛しますが、ポイントは以下の点です。

  • 「作成したイメージに追加するタグ」で上記で指定したタグを入力します
  • 「リソースの終了ステータスをチェックする 」にチェックを入れる(デフォルトでチェックになっていると思います)
  • 成功時の「後処理」に、1. のジョブを実行するためのWebhook後処理を入力する

3. 動作確認

以上により、2. で作成したジョブを実行すれば数珠つなぎでジョブが実行されると思います。 2. のジョブを実行し、以下のように大阪ローカルリージョンにAMIがコピーされるところまで確認できれば完了です!

おわりに

本記事では、大阪ローカルリージョンを用いて、東京リージョンで取得したAMIを自動で大阪ローカルリージョンにバックアップする方法をご紹介しました。 是非ご活用ください!

また、サーバーワークスではCloud Automatorのハンズオンレクチャーを定期開催しております。 こちらもご興味があればご確認頂ければ幸いです(直近では6月25日に開催予定です!)。