技術4課の鎌田(裕)です。 私、どういう訳か、あらゆるところで仕事をしている中で、新しい技術に触れる機会がとても多いです。 都度、キャッチアップをしていく訳ですが、1週間から10日程度で一旦資料をまとめる必要があるなど、あまり時間がないケースも多いです。 そんな時、私はどう考えて対応しているのか。 そんな一旦を、今日はご紹介します。
1.まずは触ってみる
何より、まずは触ってみることです。 特に、今のクラウドの世界、VPNなど一部で物理的な用意が必要なものがまだ残ってはいるものの、 ほとんどは、試しに展開してみることが出来るようになっています。 設定パラメタもまずは標準で試してみましょう。
その中で、いくつか決めなくてはいけない項目が出てきます。 決めなくてはいけない項目を確認して、書き出しておきましょう。
2.決めなくてはいけない項目が、自分が知っていることなのか知らないことなのか整理する
1.で出てきた、決めなくてはいけない項目を、自分が知っていること、知らないことに分類します。 知っていることならば、「あ、このサービスは、こういうコトが決めれば使えるのか」と、整理ができますね。
問題は、知らないことの方です。知らないことなので、調べなくてはいけません。
でも、ちょっと待ってください。 全部を調べる必要があるでしょうか?
3.知らないことが、知っていることの何かで代替できないか確認する
技術は、必ず何かベースになるものがあって、その上で動いています。 なので、全部が新しいものではなく、きっと以下の図のように、新しい要素と、今までやってきたこととが重なりあう部分があるはずですね。
面倒でも、この手順のを踏むことで、本当にキャッチアップしなければならない範囲がグッと減ります。 慣れるまでは大変なステップですが、是非トライいただければと思います。
4.新しい要素をじっくりとキャッチアップし、アウトプットをまとめる
最後に、新しい要素をじっくりキャッチアップします。 キャッチアップが終わったら、ブログなりお客様への資料なりにまとめていきます。
必ず、アウトプットをしましょう。 キャッチアップしたつもりで出来てなかった、分かったつもりで理解できてない、更にそんなところが見つかります。
まとめ
新しい技術をキャッチアップする時は、
- まずは触ってみること
- 次に、知っていることなのか、知らないことなのかを整理してみること
- 知らないことは、実は知っている何かと代替できないか確認してみること
- 残った要素はアウトプットしてみて、分かったつもりになっていないか確認すること
こんなことを心掛けてみてください。
クラウド、AWSの新しい技術を、これからも楽しんでいきましょう!