育休から復帰してはたらくサーバーワークス

AWS運用自動化サービス「Cloud Automator」
サーバーワークスではじめて産休育休を取得し、5月から職場復帰しました。
はやいもので復帰して3ヶ月たちました。
もう妊婦だった時代をほとんど思い出せません。
わたし、ほんとうに妊娠していたのかしら。と本気で思うことがあります。
妊婦で働くサーバーワークスを書いておいてよかったです。
忘れないうちに産休〜職場復帰を振り返ってみたいと思います。
 

わが家の紹介

家族構成

夫婦共働き
1歳6ヶ月の娘+ネコ
近所にサポートしてれる身内なし

産休から職場復帰の概略

2016年11月末〜 産休
2017年1月11日 第1子出産
2017年8月 待機児童開始(0歳6ヶ月)
2018年4月 保育園入園(1歳2ヶ月)
2018年5月 職場復帰(フルタイム)
 

産休、育休中の会社情報キャッチアップ

産休に入ってから出産前はとてもひまでした。
母子ともに順調で、仕事は急になくなりポーンと自由な時間ができました。
仕事モードを急にOFFにできずに普通にSlackを中心にチェックしていました。
産後はたいへんではあったのですが、3ヶ月くらいまでは自分で時間がコントロールできたのでSlackの情報はキャッチアップしていました。
しかし4ヶ月めくらいから自分で自分の時間をコントロールすることが不可能になり、体力的にも気持ち的にもいっぱいいっぱいになってきたため自分を切り替えるために会社の情報は基本的にシャットアウトしました。
Slackのメンションはチェックして、大事なチャネルをたまにみていましたが毎日見るのはやめました。
長らくSlackを見るのが生活の一部だったので、Slackをみないようにするって思ったよりたいへんでした。
 

0歳6ヶ月から待機児童の仲間入り

2017年6月から保育園の入園手続き準備を開始しました。
0歳児の途中入園枠を狙って保育施設入所申請をしました。
7月に申請して8月に「入所保留」の落選通知。
空きがないのはわかってたので想定範囲内。
運良く空きがでないかな、と思っていましたがそのような機会は訪れませんでした。
仕方がないので、2017年11月から2018年度4月入園の手続きをしました。
 
もうね、手続きも情報収集もつらかった。めんどうだった。
出産のときも思ったけど世の先輩お母さま方をただただ尊敬します。
 

職場復帰への不安

4月入園は確実にできると思っていたので、手続きをすませると職場復帰が急に現実のものになってきました。
そして押し寄せる不安。
わたし、ほんとにやっていけるのかしら。
仕事もして、家事もして、育児もして、欲を言えばジムにも行きたいんだけどそんなこと実現可能なのかしら。
 
出産して生活がすべてかわりました。
使う「脳」がまるっきりかわりました。
わたしの仕事脳は完全にサスペンド状態です。
 
うずまく不安に飲み込まれそうになったときに出会ったのが
勉強会の内容は割愛しますが、職場復帰への不安が楽しみにかわりました。
 
そして、職場復帰にむけて以下の要件があることが明確になりました。
・スケジュール(保育園入園タイミング)が曖昧
・制約がある(時間的制約、人的制約等)
・リスクがある(病気でおやすみ等)
なにこれ。プロジェクトマネジメントそのもの。
職場復帰プロジェクトです。
プロジェクトマネジメントだとわかればこっちのもの。わたし大得意です。
WBSにおとしてリスク分析をはじめました。
 

時間の創出

仕事と子育ての両立で時間が不足するのは明確です。
 
まず明確にしたのが「優先順位」です。
有限な時間を認識した行動をする指標とします。
優先順位を明確化し、優先順位の高いタスクを優先して実行し、優先順位の低いタスクは外部委託orやらないことを徹底します。
 
その後以下を決めていきました。
・自動化できる家事は徹底して自動化
・家庭内分担、外部委託できる家事の切り出し
 
1分1秒を創出することを徹底し、手抜き主婦としてのレベルがあがりました。
 

家庭内情報共有/仕組み化

家庭内情報共有ツールの目的、使い方を決めて各種連携の設定をしました。
実は今までもなんどか家庭に導入しては失敗していた我が家。
少しずつ導入しては失敗していたのですが、今回はがっつりテコ入れしました。
夫には「仕事みたいでいやだ」と言われ、いくつか家庭内導入は見送り個人活用することで妥協しています。
 

保育園入園までの道のり

職場復帰に向けて万全な準備を進めていた、2018年2月中旬。薄い封筒が届きました。
なんと4月入園の希望保育園にすべて落ちてしまいました。
去年の実績点数では余裕だったので「どこかには絶対入れる」と思っていたのにピンチです。
近所にマンションが乱立してわたしの住んでいる駅前地区の今年度は激戦となり、いわゆる「満点」でも待機児童が発生していたのです。
ここから入園が決まる1ヶ月半はほんとうにたいへんでした。お金も時間もかかりました。
 
結果的に認可保育園ではなく新設の企業主導型保育園に入りました。
新設なので入園まで先生に会うこともできず、保育園は直前まで工事中だし…不安だらけでした。
でも入ってみたらとてもすてきな園で、このご縁にとても感謝しています。
 

職場復帰後の仕事内容

産休に入る前はプロジェクトを担当していました。
お客様の要望に合わせて、早朝・夜間・休日の対応も行っていました。
今までと全く同じ働き方ができなくなるため、仕事に対しては悩みました。
会社と相談して、お客様対応のあるプロジェクト業務からは一旦離れて社内のお仕事をすることになりました。
事業開発担当としてサービス開発をしたりしています。
せっかく社内業務になったので、今まであとまわしにしていた案件獲得や利益確保につながる部署横断の改善活動なども積極的に行っています。
 
今までAWSに負けないスピードとアジリティが仕事上の強みだったので働き方に制約が加わることが最初はモヤモヤしました。
プロジェクト担当として直接利益をうむことができないので、「案件獲得」「利益確保」に徹底的にコミットすることでモヤモヤはほぼ解消しました。
 
■職場復帰(フルタイム)後の働き方
妊婦で働くサーバーワークスでも書きましたが、弊社はリモート勤務(クラウドワークスタイル)できる環境です。
リモート勤務できる環境を活用して時間をできるだけ確保しようかとも思いましたが、復帰直後はほぼ毎日出社しました。
1年とちょっとお休みしている間に新しいメンバーもどんどんジョインしているし、仕事内容も変わったので顔を合わせたコミュニケーションは必要でした。
今はだいぶ慣れたので、オフィスに行く時間とリモート勤務の時間のバランスをとるようにしています。
 
【出社パターン】
8:30 保育園登園
10:00 出社
17:00 いったん帰社
18:30 保育園お迎え
ここからワンオペ育児タイム(ここがタイヘン)
21:00 子どもが寝たらお仕事再開
 
【リモート勤務パターン】
8:30 保育園登園
9:00 リモート勤務開始
18:00 リモート勤務終了
18:30 保育園お迎え
ここからワンオペ育児
 
たまに夫にお迎えをお願いして通常勤務(10:00-19:00)もしています。
 
「リモート勤務」はまだ世間的に一般的ではないので「あの人ほんとに仕事してるの?」って思われているんじゃないかと思うときがたまにあります。
リモートの日に外でランチするときはなんとなく肩身が狭いです。
 

職場復帰後に会社でとまどったこと

  • 新しいメンバーが増えていてなかなか覚えられない
  • 育休中の会社の制度変更を知らないけど、会社から説明はされない
  • 働き方(夕方帰って夜仕事再開)が東京オフィスの人にしか伝わらず夜Slackになぜかいつもいる人と不審がられる
  • 夕方17時以降の会議に誘われても参加できない

産休人柱はここがつらかった

サーバーワークスではじめての産休取得をしてみてイマイチだったこともあります。
一番しんどかったのは各種申請関係。
スムーズに申請がすすまず、何が正解かもわからず戸惑うことが何回かありました。
めんどくさいからもう会社やめようかな。と何度か思いました。
 
他につらくはなかったけどイマイチだった点
・産休、育休期間中に会社からの情報共有がほとんどない
・産休関連の説明会やセミナーなどはない(保育園情報、復職前セミナーがある会社もあると知りました)
 

職場復帰から3ヶ月を総括

職場復帰して3ヶ月、娘は1度アデノウィルスに感染して1週間保育園をおやすみしました。
病児保育やクラウドワークスタイルを活用して乗り越えました。
この3ヶ月ふりかえって、想定してたよりも順調な状況ではないかと思っています。
子育てしながら仕事をするのって想像していたより楽しいです。
一緒に働いてくれてるサーバーワークスのみんな、ほんとにありがとう!
 

今後の不安

わたしの通っている保育園は2才児クラスまでです。
つまりまた忌まわしい「保活」をしなければいけません。
再び待機児童になったらどうしましょう。
 
そしてなにより恐怖なのが小1の壁。
うちは女の子なのでひとりで帰宅してお留守番をさせる気にもなれず、でも学童は預かってくれる時間が短いって聞くし…。
 

まとめ

育休プチMBA勉強会や近所のお友達と話していると、子育てをしながら働くことへの障壁がとても高いことを実感します。
職場復帰すること自体が難しいケースが実に多いです。
 
そして職場復帰したとしても、所属が変更されてやりがいのある仕事ができなくなったり、評価されずに降格したりということがあるのが現実のようです。
 
社会や会社も子育て世代をもっとサポートしてほしいな、と思う一方
サポートされるわたしたちも甘えるだけでなく自分が提供できることを考えるべきだと思いました。
 
子供がいるので働く時間は短いです。
時間外労働はしません。
仕事内容は変えたくありません。
評価は今までどおりしてください。
 
と一方的な要求を会社に押し付けるのはお互いにとって幸せになれないと思います。
会社やメンバーにサポートを受けながら、自分が提供できる価値を考えて行動していくことが必要です。
産後いろんなお友達に会いましたが「それは甘えすぎでしょ」と思うケースも多々ありました。
妊婦も子育てママもまわりに甘えすぎてはいけない。でも甘えることも大事。
まわりに手助けしてもらいながら、感謝を忘れず、そして自分自身が変化していくことが大切だと思います。
 
今回わたしはたまたま「子育て」という制約で働き方や考え方を変化しました。
介護だったり、病気だったりいろいろな事情で「制約」は誰にだって訪れる可能性があります。
制約があっても会社も本人もお互いにとってハッピーになれるようにしたいですね。
AWS運用自動化サービス「Cloud Automator」