EBSのMagnetic (Standard) Volume Typeが拡張に対応しました!

AWS運用自動化サービス「Cloud Automator」

こんにちは。PS課佐竹です。
関東は梅雨があけたようで、今日からとても暑い日々が始まりそうです。皆様クーラー病にはお気を付けください。

ついに!きましたね!待望の!!

Magnetic (Standard) Volume が Modifyによるサイズ拡張に対応しました!!!

EBS Volume の Modify 機能とは

Modifyとは、EBSのVolumeサイズをオンラインで拡張する機能です。2017年2月にリリースされました。
Modifyについては「こちらのブログ記事」に詳しく記載がありますためご紹介します。

今までこのModifyコマンドは、「Magnetic (Standard) Volume」には非対応でした。
そのため、Magnetic (Standard) Volumeを利用している場合は、一度Snapshotを取得して新たにEBS Volumeを構築するという対応が必要でした。この作業は待ち時間が長い上、Volumeを差し替えるため作業ミスの危険がありました。
しかしついに本日 Magnetic (Standard) Volume にもModifyが対応してくれました!

Magnetic VolumeもModifyに対応

AWSの正式なアナウンスページは以下の通りです。

Amazon EBS Extends Elastic Volumes to Support EBS Magnetic (Standard) Volume Type

実際にマネジメントコンソールからやってみました。

TypeにMagneticが増えていますね!

今回 5GiB のMagneticを 10GiB に変更する作業と、汎用 SSD (gp2) VolumeをMagneticに変更するという作業の2つを実施してみましたが、どちらも正常に終了しました。

Windows OSから覗いてみる

検証のためにWindows Serverを1台構築して、3GiBのgp2(SSD) VolumeをInstanceにアタッチしフォーマットしました。

これを今からModifyしてみます。

3GiBのgp2(SSD) Volumeが、9GiBのStandard(HDD) Volumeにしてみます。
サイズの変更と、Volume Typeの2つを一気に変更します。

Modifyを行います。

行うとほぼすぐにSizeとTypeの変更はマネジメントコンソールに反映されます。またStateは「optimizing」の表記になるのは今まで通りです。

無事に拡張されたので、上図の通り6GiBの認識されていないDisk領域ができています。

これを拡張します。手順は「こちら」にまとまっています。

無事に9GiBに拡張されました。
SSD⇒HDDへの変更を伴っても、Volumeへの書き込みも問題なく可能でした。

ちなみに変更後も、Optimize Drivesの画面では、Media TypeはSSD認識のままとなっています。これはどうやら「Magnetic (Standard) Volume」は裏はHDDですが、OSではSSDと認識されるようです。

Modify時の注意点

Modifyによる変更の注意点は、「こちら」の公式ドキュメントにまとまっておりますが、

一度変更したボリュームに追加の変更を適用する場合は、6 時間以上待ちます。

という点が忘れられがちなので、是非気をつけて運用ください。

まとめ

Modifyは非常に便利でありがたい機能でしたが、今までMagnetic (Standard) Volumeだけは未対応で、運用業務のネックとなっていました。特に古いお客様ではMagnetic (Standard) VolumeとGeneral Purpose SSD (gp2)とが混在しており、それぞれ別の運用手順書が必要でした。またMagnetic (Standard) Volumeの場合はInstanceのシャットダウンを伴う点も運用上厳しい点でした。

しかし!本日その煩わしさから、ほぼ完全に開放されました!
※ほぼ完全と記載したのはm3.large、m3.xlarge、および m3.2xlarge の一部が未対応のため

特にEC2 Instanceの保守運用業務を行っている我々には最高のアップデートでした!このアップデートを酒の肴に今夜の飲み会は話が弾むレベルのアップデートです。これぞ「神アプデ」です。ありがとうModify Volume。

それではまたブログでお会いしましょう。

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