個人も会社も巻き込む Cloud Journey with Community, JAWS DAYS 2018レポート

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みなさんこんにちは、仙台オフィスの赤塚です。

今年も日本のAWSユーザーコミュニティ「JAWS-UG」最大のイベント「JAWS DAYS」に準備や運営スタッフとして参加してきましたのでその様子をレポートいたします。


今回個人的に感じた一番の印象は「新世代によるJAWS DAYSの再構築」で、ここ数年続いていたイベントの流れとはコンセプトや内容がガラッと変わり、若いエンジニアによってJAWS DAYS がリフレッシュされたように感じました。

また海外から多くのユーザーグループや、AWSのVice President & Chief EvangelistであるJeff BarrをはじめとするAWSのスペシャルゲストが参加してくださったことで、JAWS-UGの勉強会自体初参加の方だけでなく、これまで日本に住みながらも日本語だけの勉強会では参加を躊躇されていた様々な国籍の方々にも関心を持っていただき、徐々に国際的にも参加しやすい会になりつつあるのではと感じました。

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その背景には近年ワールドワイドなユーザーグループの有志のボランティアにより行われている海外交流のムーブメントがあり、特に今回は海外ゲストのサポート・日本の参加者との交流サポート・Webコンテンツの翻訳のために当日参加されなかった方々も含めて、多くの方々がボランティアとして参加してくださり、海外で日本のメンバーが暖かく迎えていただいているように、私たちもゲストの方々をお迎えできたのではと思います。
今後もこれらを継続できれば、国際的な交流がますます活発になり、私たちが国内にいながら身近に国際カンファレンスを経験できる機会も増え、今回のテーマ「No border」も間違いなく実現されるでしょう。

これらの原動力となっているのは世界のコミュニティに共通する動機です。
AWSが世界にもたらしたテクノロジーの民主化は私たちをインスパイアし、それに共感する人々が地域や組織を超えて繋がれるボランティアによるコミュニティの形をとり、個人や企業単体ではできなかった共同作業が、これまでになかった新しいエコシステムを作っています。

私自身、2013年にユーザーグループの運営に参加させていただいて以来、国内外にいるコミュニティのジェダイマスターともいえる先輩方により多くの巻き込み(機会の共有やアドバイス)を受け、コミュニティに参加する前とは想像もできなかった方々との出会いや機会に恵まれてきました。
今回頂いたキーノートセッションの機会もその一つで、私も多くの方にインスパイアされたことを多くの方にお伝えし、初めてコミュニティに参加した時に多くの方から助けていただいたようにニューヒーローの皆さんを応援し続けたいと思います。

最後に、JAWS DAYSを企画・運営した仲間に裏方も登壇者も本質的な価値に違いはなく、今回のランチタイムセッションでアールスリーインスティテュートさんがお話しされていた「パワーバジェット制度」のように、企業によるコミュニティ参加者へのより良い支援により、個人が所属する企業に誇りを持って自発的に社会に発信し、個人も企業もより多くの方がコミュニティを通じて学び、成長できる機会が得られるコミュニティになるよう、コミュニティの一員として貢献していきたいです。

そのためにも、今回をきっかけにキーノートセッションでアジアのユーザーグループとして提案させていただいた「AWS Global Community Support Program」のローンチが実現されることを切に願っています。

次回は11/3大阪のパナソニックスタジアム吹田にて「JAWS FESTA 2018」が行われます。みなさまぜひお誘い合わせの上、ご参加ください。

ではまた!