Questetra Meetupレポート

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こんにちは、カスタマー・サポート課のマツシタです。
これまで主にQuestetra BPM Suite(以下、Questetra)の紹介を私やチームのメンバーを中心に行ってきました。

今回は、8月3日に初めて開催された「Questetra Meetup」の参加レポートをご紹介します。

会場提供・ドリンク提供はHDEさん

まず、今回はドクター・ペッパー無料のHDEさんのオフィスで開催されました。
HDEの社長さんがドクター・ペッパー愛好者ということです。 私も数年ぶりに飲んでみました。 「あれ、旨いかも?」 子供の頃は好きじゃなかったドクター・ペッパー。 数年前に飲んだ時もあまり印象は変わってなかったのですが、 昨日はなぜか美味しかったです!いや、ホントに、ゴマ擦ったり、気を使ってるわけではありません。HDEさんのオフィスで飲むドクター・ペッパー最高です!

[caption id="attachment_58853" align="aligncenter" width="2268"]ドクターペッパー ¥0な自販機 ドクターペッパー ¥0な自販機[/caption]

はじめに

さて、本題に入ります。最初は、CMO 矢作さん、開発されている畠中さんらのご挨拶や今後のマイルストーンの紹介からです。 有償契約顧客の1社あたりの平均ワークフロー数は80だそうです。 実はこのイベントの直前にあるワークフローのメンテナンスを行っていたのですが、そのモデル番号が565。弊社の使い方はやや異常なようです。

[caption id="attachment_58864" align="aligncenter" width="3264"]Questetra CMO 矢作さん Questetra CMO 矢作さん[/caption]

Questetraの持つ2つの顔

Questetraワークフローは2つの顔を持ったBPMです。
一つはノンプログラミング、プログラミング知識なしでも簡単にワークフローが作れるという顔。 弊社も入り口はそこでした。バックオフィスを中心に使い始めました。 社内申請を行う際に、そのワークフローを起動すると必要事項を記入するテキストボックスや選択できるボタンが現れ、それらを記入・選択することで申請が上がる。それが、上長であったり、各承認者にタスクが周り処理が完了するという使い方です。この使い方は明らかに正しいです。Questetraからのメッセージに沿う使い方です。今回もこのような使い方をされているユーザーさんの方が多かった印象です。



もう一つの顔とは、プログラミングの知識を持った人が設計するワークフローを作るツールという顔。例えば、他サービスのAPIと連携させ値を受け渡し、ワークフローの中でその値を自動的に処理し、人が処理するタスクが少ないワークフロー設計です。この一面を知って、今、私のチームではQuestetraにアルバイト2、3人分の仕事量をこなしてもらっています。ただ、こんな使い方は開発している方々が期待している使い方なのか心配だったので聞いてみました。



何ら問題ないそうです!



[caption id="attachment_58854" align="aligncenter" width="1180"]弊社のカオスなワークフロー 弊社カスタマーサポート課で実働中のカオスなワークフロー[/caption]

すべてのお客様の利用傾向でいうと人が処理するタスク(上図の水色の処理)の利用が圧倒的に多いのが現状です。将来的にはワークフロー内で自動処理するスクリプトタスク(上手のシルバーの処理)や他サービスと連携するメッセージ開始中間イベント(タスク)(上手の赤丸の処理)が増えていくだろうという見通しでした。弊社の使い方は開発部門でも想定した使い方ということで一安心し、OAuth認証やスクリプトタスクの正式リリース(現在はベータリリース)やワークフロー間連携の効率化をリクエストさせていただきました。

次期バージョン11.4からの変更点

発表のあった次期バージョン11.4でのアプリ管理者向け機能強化、追加を紹介します。

  • メッセージ開始イベント(メール)の安定度が上がります
  • チームタスクの仕様変更
    11.3まで)誰かが処理完了させた場合、そのユーザー以外はプロセスが閲覧できなかった
    11.4から)誰かが処理完了させても、チームタスクの処理担当者全員が、引き続きプロセスを閲覧可能に
  • 文字型データ項目でプレースホルダが設定できるようになります
  • 処理担当者の設定で、いくつか設定オプションが増えます
  • スクリプトタスクで、添付ファイルの中身が読めるようになります

「メッセージ開始イベント(メール)」は以前からある機能ですが、最近、本格的に使い始めたので安定度が上がるのは嬉しいニュースです。スクリプトタスクで添付ファイルが読めるようになることでできることが広がりそうです。

[caption id="attachment_58857" align="aligncenter" width="3264"]Questetra CTO 畠中さん Questetra CTO 畠中さん[/caption]

また、API連携の強化の意識は高く、一部、すでにリリースされているものも含まれますが、以下のサービスや企業のサービスとの連携をリリース予定とのことです。このへんがリリースされる連携が容易になり、ノンプラグラマーでもAPI連携したワークフローが作れるのかもしれません。

  • 連携可能なAPIが増えていきます
      Paypal、stripe、みずほ銀行、カオナビ、box、slack、ヤマト運輸など

[caption id="attachment_58858" align="aligncenter" width="3264"]連携可能なAPI(フューチャープラン) 連携可能なAPI(フューチャープラン)[/caption]

ユーザー登壇

最後に、株式会社SRJ 林山さんと弊社 宮澤が登壇し、ユーザー代表として苦労話や使い方を紹介しています。

お一人で管理されている林山様、そのご苦労は大変なものと思います。ただ、Questetraの導入で業務に含まれる作業の部分を自動化でき、人がやるべき仕事に集中できるようになったという点、非常に共感できました。



宮澤からは弊社が利用している多くのSaaSサービスとのAPI連携で業務が効率化できていることと、多くのSaaSサービスを利用する場合、Oneloginという素敵なパスワード管理サービスがありますという紹介をさせていただきました。宮澤の発表資料はslideshareで共有させていただいています。

 

最後に

このイベントは第二回、第三回と続けていきたいとのことです。その際には私たちもユーザーとして、またパートナーとして参加させていただきたいと思っています。そうなんです、弊社はQuestetra認定パートナーでした。(ここまですっかりユーザー目線でした。)Questetra BPM Suiteを使ってみたい皆さん、サーバーワークスまで是非、ご相談ください。