AWS Summit Tokyo 2016 Day3! キーノート クラウドジャーニー【セッションレポート】

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 こんにちは。CS課の坂本です。  本日最終日の「AWS Summit Tokyo」、会場からのセッションレポートです!    今日は「グランドプリンスホテル新高輪」の「国際館パミール」でおこなわれている、「General Conference」の会場にやってきましたー!


General Conference
日時 6/3(金) 10:30 ~ 11:50
場所 グランドプリンスホテル新高輪「国際館パミール」
セッションタイトル Day3 キーノート
ホスト Mike Clayville(Vice President, Worldwide Commercial Sales and Business Development, Amazon Web Services, Inc.)
ゲストスピーカー Eric Tucker(IT CTO, GE Global Research) 堺 文亮(ソニー株式会社 執行役員コーポレートエグゼクティブ CIO) 浜本 階生(スマートニュース株式会社 代表取締役社長 共同CEO) 本橋 大佐(株式会社スクウェア・エニックス Business Division 2 FINAL FANTASY 零式 ONLINE Producer)
 今回レポートするのは最終日Day3のキーノート。一言でいうと、「AWS」の基本方針、テーマを示してくれる講演です。  「AWSが今何を重要視しているのか? 今後どこに向かって、何を進めたいのか?」を感じ取るためにいってきました!

セッションレポート

 それでは、気になった点をレポートします!

スマートニュース株式会社様の事例

 AWSを利用することで「新しいビジネスに集中することができている」事例として、スマートニュースさんの事例紹介がありました。

スマートニュースの特徴とシステムの構成


スマートニュースの特徴
  • モバイルに最適化されたインターフェースのニュースアプリ
  • 裏の仕組みは、機械学習で人手に頼らないようになっている
 最近、スマートニュースの体感速度は2倍になり、通信量も最大90%削減したとのこと。
システムの構成
 上の図がリアルタイムでニュースフィードを最適化する仕組みの構成図です。ユーザーのデータの入り口は、Kinesis Streams。次にElastic MapReduceで統計解析処理。処理したデータはDynamoDBへ、という流れでした。  あまり触れられてはいませんでしたが、構成図を見たところ、EC2もあります。ここで、DynamoDBのデータを元にニュースフィードの最適化をおこない、ユーザーに戻しています。今回のSummitではLambdaがプッシュされているので、EC2の扱いが控えめになっているのかもしれません。

クラウドジャーニー?

 今回のAWS Summitのテーマである「クラウドジャーニー」という言葉。これはいったいどういう意味なのでしょうか?  AWSの顧客のクラウド移行のパターンは、以下の図の流れを含むいくつかのパターンに集約されているとのこと。その移行の流れのパターンが「クラウドジャーニー」です。


AWSの顧客の移行の流れのパターン
 上の図をもう少しざっくりした流れにおとすと以下のような形になります。
  1.  まずは少しずつAWSへシステムを移行してみる
  2.  クラウドとオンプレミスのハイブリッド時代
  3.  ハイブリッドを続けながら最終的には完全移行。「All-In」と言われる、GEの事例のように全てのシステムをAWSへ
  4.  移行後にAWS最適化を図る
 最後の最適化の部分は、オンプレミスからEC2へ移行したシステムを、「AWSのマネージドサービスへ切り替えていく」という意味です。  まず影響の少ないところから試して徐々に移行、移行し終わったら更に最適化していきましょうということですね。

ジャーニー?

 ジャーニーは旅という意味。それも比較的長い旅を意味します。  移行の際は「オンプレミスの環境とのハイブリッド時代がそれなりの期間になることは理解している」とのこと。だからこそ「トラベル」ではなく、長い旅路という意味の「ジャーニー」を選択したのかもしれませんね。

AWSの本当のメリット

 オンプレミスの環境からのAWSへの移行は、長い旅路に例えられるようにそれなりに時間がかかるものです。  ですが、既にAWSに最適化しているシステムを使い、ビジネスを加速させているスマートニュースさんのような事例をみると、最適化されたあとに享受できる「ビジネスに集中できる」ということこそが、AWSを使う最大のメリットだということがわかります。

まとめ

 他にも「S3、DynamoDB、Lambda」がシンプルな設計に欠かせないサービスとして紹介されていました。  この3つのサービスはAWSのマネージドサービスの中でも「コストを抑えて、新しいビジネスを創出できる」可能性を秘めたサービスです。今後も特にこの3つのサービスの動向には注目していきたいと思います。
AWSのメリットのおさらい
  • インフラをAWSに任せることでビジネスに集中できる
  • マネージドサービスを使ってシステムを最適化することで、コストを抑えて新しいビジネスを創出できる
 AWSの「今」を感じ取るには絶好の機会となるAWS Summit。今年は本日が最終日ですが、来年は足を運んでみてはいかがでしょうか?

お知らせ

 サーバーワークスの展示ブースでは、AWS運用自動化ツールの「CloudAutomator」の新機能、「構成レビュー自動化機能」や、新サービスの「pieCe」などをご紹介しています!  セッション聴講のあとにぜひお越しください〜。


   いや〜、AWS Summitって本当にいいものですね。