【AWS Summit Tokyo 2016】サーバーレスで構築する、マイクロサービスの未来形【セッションレポート】

AWS運用自動化サービス「Cloud Automator」
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 こんにちは。CS課の坂本(@t_sakam)です。
 現在絶賛開催中の「AWS Summit Tokyo」、会場からのセッションレポートです!

 今回は「グランドプリンスホテル新高輪」の「飛天(ひてん)」でおこなわれている、「Developers Conference」の会場にやってきましたー!

Developers Conference
日時 6/2(木) 14:20 ~ 15:00
場所 グランドプリンスホテル新高輪「飛天」
セッションタイトル サーバーレスで構築する、マイクロサービスの未来形
スピーカー Tim Wagner (General Manager of AWS Lambda and Amazon API Gateway, Amazon Web Services, Inc.)

 今回レポートするセッションのタイトルは「サーバーレスで構築する、マイクロサービスの未来形」。一言でいうと、「AWS Lambda」についてのセッションです。
 わたしも最近、Lambdaには大変お世話になっているので、このセッションは聞き逃せない! ということでいってきました!

Lambdaに「大変お世話になっている」ことがわかる記事
  1. LambdaのBlueprintを使って、CloudWatchのアラームをSlackに投稿
  2. 【そんなときどうする?】CloudWatchのデータを2週間以上残したい! Lambda編
  3. 【そんなときどうする?】DynamoDBのデータを可視化したい! LambdaのBlueprintを使って、Elasticsearch Serviceと簡単連携

セッションレポート

 それでは、気になった点をレポートします!

Lambdaのユースケース

 まずはLambdaの一般的なユースケースについて。大きくわけて以下の3点とのこと。

  1. データ処理
  2. バックエンド
  3. サーバーレスアプリケーション/エコシステム

1. データ処理の例(イメージ図)

 まずは、データ処理で使うのが特に一般的な使い方とのこと。例えば、よく使われる使い方としては、以下のイメージ図のように「大きな画像をS3にアップロードすると、それがトリガーとなってLambdaの処理で画像を圧縮&S3に再度保存」、というようなケース。

2. バックエンド利用の例

 例えばこんな流れが一般的とのこと。

  1. モバイルアプリ(AWS Mobile SDK+Amazon Cognito)
  2. IoTデバイス(AWS IoT) (フロントエンドはどちらか選択)
    1. Lambdaの「Mobile Backend」Blueprint
    2. データストレージはDynamoDBを利用

3-1. サーバーレスのWebアプリケーションの例

・静的コンテンツはS3を利用
・動的コンテンツはAPI GatewayとLambdaを利用
・データストレージはDynamoDBを利用

3-2. 新しいエコシステムの例

AlexaとSlackでサーバーレスBot
  1. トミーがAlexaに『「いまからデモ」ってSlackで送信して』という
  2. Alexa → LambdaでSlackにテキストでメッセージを送信
  3. ケビンがそれを見て、Slackでメッセージを書く
  4. Alexaが音声で『ケビンから「成功を祈る」って返事がきてるよー』っていってくれる

 こういう使い方が新しい使い方のようです。

 今回のユースケースの紹介を見る限り、DynamoDBやSlackという言葉がでてきていて、2つともLambdaのBlueprintでよく見かける名前です。やはりBlueprintは、AWS側で「Lambdaをこう使って欲しい」という機能なんですね。ということは、今後もBlueprintはチェックした方がよさそうです。

サーバーレスマイクロサービスの作成方法

 こちらも大きくわけて以下の3点とのこと。

  1. AWS CloudFormation
  2. オープンソースフレームワーク(Serverless.com)
  3. Flourish

 特に気になるのは3番目の「Flourish」。「coming soon」となっていて、AWSが支援しているGitHubのオープンソースプロジェクト、とのこと。これを使うとおそらくLambdaでの開発がやりやすくなるようなたぐいのものなのではないかと推測されます。Serverless.comと同じようなもの? ということでしょうか。

 AWS CloudFormationに関しては、デモがありました。LambdaやDynamoDBのセットアップがCloudFormationで簡単にできますよー、といった内容。

 オープンソースフレームワークの「Serverless.com」は、AMIMOTOのデジタルキューブさんが使っているとおっしゃっていたフレームワークですね。

まとめ

 Lambdaの登場によって、進み始めたサーバーレスアーキテクチャーの世界。Lambdaの使いドコロを定めてEC2と共存していくのか? はたまたいずれは完全にサーバーレスの世界がやってくるのか? 今後の動向が楽しみですね。

お知らせ

 明日もまだまだ続く、AWS Summit!
 明日の15時20分からは、当社代表の大石が「General Conference」の「Innovation Track」に登壇します。
 こちらのセッションでは、ゲストにヤマハ発動機様をお迎えし、AWS移行の事例をご紹介いたします!

General Conference Innovation Track
日時 6/3(金)15:20 ~ 16:00
場所 グランドプリンスホテル新高輪「国際館パミール」
セッションタイトル 「AWS移行の最適解」 事例で学ぶ3つのアプローチ
(ゲスト登壇:ヤマハ発動機様)

 「でも、申し込みをしていないからな〜。」という方!
 AWS Summitは、当日受付もおこなっているそうなので、申し込みをされていない方もまだ間に合いますよ〜。
 明日最終日のAWS Summitへぜひお越しください!

 いや〜、AWS Summitって本当にいいものですね。

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