サーバーワークスのSlack上の動きを1週間分可視化してみた

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こんにちは、技術2課の紅林です。食パンは8枚切り以外考えられません。6枚切りだと厚すぎて多いですし、10枚だと薄すぎて物足りないのです。この前この話題を技術2課で話したら信じられないことに「どちらでもいい」が多数でした。ぜひとも8枚切りの人気を増やして、どこのスーパーでも常備してもらえるようになってほしいものです。

さて、今回は、サーバーワークスのSlack上の活動を1週間分可視化してみた結果をご紹介します。

はじめに

サーバーワークスはコミュニケーションツールにSlackを活用しています。また、最近ではコミュニケーションツールとしてだけでなく、工数管理や分報等、様々な形で利用されており、日々たくさんのやり取りがSlack上でなされるため、どのくらいのやり取りがなされているか、把握することは困難な状況になっています。

そこで、以前の記事ではSlackの利用頻度を可視化してみた取り組みを技術的な観点を中心にご紹介しましたが、今回は、可視化してみた中身を中心にご紹介します。特にサーバーワークスではSlack標準の絵文字だけでなく、オリジナルの絵文字が職人たちによってたくさん作られているという特徴もあるため、それらの内容も添えて、ご紹介したいと思います。可視化してみた内容は以下です。

  1. サーバーワークスのSlackで使われる絵文字について
  2. サーバーワークスのSlackで投稿されるメッセージ数について

1.サーバーワークスのSlackで使われる絵文字について

サーバーワークスオリジナルの絵文字

Slackには標準で用意されている絵文字が多数ありますが、サーバーワークスではtakenagamaedaらをはじめとする絵文字職人たちによって日々新しいオリジナルの絵文字が作られています。

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Slack標準の絵文字は現在(2016年4月18日)、877種類あるようですが、サーバーワークスのオリジナルの絵文字は現在422種類作られています。これらは職人たちによって、継続的に作られ続けており、Slack標準の絵文字数を超える日も遠くなさそうです。

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1日のうちに使われている絵文字一覧

さて、サーバーワークスのSlack上で実際に1日のうちに使われている絵文字(※)について、どの絵文字がどのくらい使われているのか可視化を試みてみました。ある日に使われた絵文字一覧を全て投稿として表示すると以下のようになります。

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なるほど、これだけ見るとカオスですね。かなりたくさんの絵文字が使われていると分かります。内訳を見てみると、人気のある絵文字は多数使われているのが分かりますが、案外ロングテール的にマイナーに使われている絵文字もたくさんあることが分かります。

サーバーワークスオリジナルのもので特によく使われているのは、219ccf0793942b861990df467ff4bdfc等、手軽な返答代わりになるものはよく使われる傾向にあるようです。また、0abb42ab12411e60bdaa373170801476等、およそ社会人同士のやりとりとは思えない絵文字もサーバーワークスでは好んで使われる傾向にあるようです。

ちなみにこの日の集計を取ってみると、134種類1160個の絵文字が使われていました。

※今回は「リアクション」で使用されている絵文字に限定しています

サーバーワークスオリジナルの絵文字の利用頻度

さて、これら使われている絵文字の種類について、Slack標準の絵文字とサーバーワークスオリジナルの絵文字とで、それぞれどのくらいの割合で使われているのか比較してみると、この日は以下のとおり、サーバーワークスオリジナルの絵文字が6割近く使われていることが分かりました。やはりサーバーワークスのメンバーが作った絵文字はサーバーワークスの中で使われるシーンを想定して作られており、ニーズに合致しており使われやすいということでしょうか。

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2.サーバーワークスのSlackで投稿されるメッセージ数について

さて、次はサーバーワークスのSlackで投稿されるメッセージ数について可視化してみます。

日にち別メッセージ数

サーバーワークスでは日々どのくらいのメッセージのやりとりがなされているのでしょうか。まず、その総数を可視化してみました。

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これを見てみると、大体1日3000メッセージやりとりされていることが分かります。ただし、各種BOTを含むため、全てが人同士のやりとりでは無いのですが、大きくは変わらないと思います。手軽で柔軟なチャットだからこそ、これだけの量をやりとり出来ている気もしますね。

時間帯別のメッセージ数の推移

さて、次は時間帯別のメッセージ数の推移を見てみることにします。サーバーワークスの営業時間である10時~19時のメッセージ数の推移を見てみましょう。

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これを見てみると、日によって多少のばらつきはありますが、大体の傾向が出てくることが分かります。

13時-14時の間はお昼休みを取っている人が多いため、やりとりが少なくなっているのが分かります。その後、少し多くなりますが、17時からまた少し少なくなるのは休憩を取っている人が多いのでしょうか。そして、18時からまたやり取りが活発になる傾向があります。定時前だからか、ラストスパートでやり取りを進めているのかもしれません。

おわりに

今回、サーバーワークスのSlack上の動きを可視化してみました。

サーバーワークスは当然Slackだけで業務を回しているわけではなく、QuestetraやTrello等、様々なSaaSを用いて業務を回していますが、Slackの動きだけを可視化してみても、サーバーワークスらしい傾向が見られたのではないでしょうか。

6枚切りの食パンしか食べたことの無い方は是非8枚切りを一度食べてみてください。