情報システム課の宮澤です。
今回は、MacやChromebookでWorkSpacesを利用する際の注意点を紹介したいと思います。
英字キーボードの端末を利用する場合
WorkSpaces利用者の端末が英字キーボード端末で、WorkSpacesが日本語の場合、キーボード設定を変更しないと、WorkSpacesは日本語キーボードのままです。
通常であれば、WindowsOS上のキーボードの設定を変更するだけで問題ないのですが、WorkSpacesの場合、特定のレジストリキーを変更しないとOS再起動時にキーボード設定がOSの言語と同じものに戻されてしまいます。
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レジストリエディタを開く
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HKEY_LOCAL_MACHINESOFTWAREWow6432NodeTeradiciPCoIPAgent キーを展開する。
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KeyboardLayout という String の値を削除する。
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コンピュータを再起動する。
MacOSを利用する場合
日本語キーボードのMacOS端末を利用した場合、以下の写真の”英数”、”かな”のキーで日本/英語入力の切り替えができない場合があります。
その場合、WorkSpaces上のWindowsOS設定を以下のように変更することで、日本/英語の切り替えを行うことができるようになります。
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コントロールパネルを開き、「地域と言語」をクリック。
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「地域と言語」ダイアログが開いたら、「キーボードと言語」タブをクリックし、「キーボードの変更」ボタンをクリック。
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「テキストサービスと入力言語」ダイアログが開いたら、「全般」タブをクリックし、「インストールされているサービス」欄内の「日本語(日本) - キーボード - Microsoft IME」を選択して、「プロパティ」をクリック。
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「Microsoft IMEのプロパティ」ダイアログが開いたら、「編集操作」タブをクリックし、キー設定項目の「変更」ボタンをクリック。
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「Microsoft IME詳細プロパティ」ダイアログが開いたら、キーが「半角/全角」である行を探し、キーの「変更」を行うか、当該行を削除して、「キー追加」で全く別のキーに「IME オン/オフ」を割り当てる。
Chromebookを利用する場合
日本語キーボードモデルの、Chromebookを利用している場合、WorkSpaces上で”かな⇔英数”と”英数”、”かな”のキーを利用して日本/英語入力の切り替えを行うことができません。
この場合の、対応方法は上記に記載したMacOSの手順と同様です。
現状では、元々"]"のキーと、バックスペース左の"¥"(円サイン)キーが共に"]"として認識され、右Shiftキーの左側のバックスラッシュが認識せず、、"¥"(円サイン)、"|"()および、"_"(アンダーバー)が入力できない状態でした。
これを回避するためには、ソフトウェアキーボードを利用するか、IMEの辞書に登録をして利用するという方法になります。