最近クリエイティブおじさんという二つ名をもらった、技術二課の松本(@Machamoto)です。 Mac(の日本語配列キーボード)をお使いのみなさん、Windows ServerへのRDPした際にキー配列がうまく認識されずに困っていませんか? 僕はひじょーーーーーに困っていました。が!ついに解決されました。
Microsoft Remote Desktop for Macの不具合が原因
なぜかMac版の公式RDPクライアントである、Microsoft Remote Desktop for Mac を使ってWindows Server 2012 R2 なんかにログインするとキー配列がおかしくなってしまっていたんですね。英字配列と認識されてしまって「@」などの記号の配置が変わってしまい、入力が非常に煩雑でした。 ローカルで入力したものをコピーしたり、なにかしらの面倒な対処をして入力していました。
解決の糸口はβ版にアリ!
デバイスドライバの更新や、レジストリを更新する方法を試してみましたが、どれもうまく行かず…。 そして Microsoft Remote Desktop for Mac のβ版で解決するとの記事を見つけ、試してみたところ無事解決しました!【注意:2015/12/09 時点】
Microsoft Remote Desktop for Mac のβ版はこちら
Microsoft MSDN blog で紹介されています。リリースは今年の8月なんですね。もっと早く知りたかった…。 Introducing the new Microsoft Remote Desktop Preview app for Mac - Remote Desktop Services (Terminal Services) Team Blog - Site Home - MSDN Blogs ページ下の部分に「download the Beta app」というリンクがありますので、ここからDownloadしてください。 ただしあくまでβ版なので使用は自己責任にてお願いします。 参考記事:Microsoft Remote Desktop Beta 8.2.9 日本語スムーズに入力できます | mac野郎なのか
Microsoft Remote Desktop for Mac β版のいいところ
- Macの日本語配列には「英数」「かな」キーで入力切替が可能です。かつMacのIMEを利用して入力ができます
- ということはGoogle日本語入力を使っていれば、便利なAWS辞書が使えますね
- cmd + c や cmd + v でコピー&ペーストが可能です。
- コンソールセッションに接続可能です(AWS環境ではあまり使わないと思いますが)
β版こんな感じ
画面はこのようになっていて、RDP先の画面がサムネイルで表示されます。なかなかおしゃれ。
正式版リリース早くきてほしい!
いろいろと便利に改良を重ねてきている、Microsoft Remote Desktop for Mac ですが、Mac App store での正式版配布はやくきてほしいですね。どうしても困ってしまって今すぐにでもどうにかしたい!という方はぜひβ版をお試しください。(あくまで自己責任でお願いします。) 【本記事は2015/12/09時点での情報となります】