Elasticチームを目指して 〜もう、人手が足りないなんて言わせない〜

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初めまして。2014年8月、未知の集団サーバーワークスにジョインした永田(@nagaaki46)です。
どうやら私は、まさにサーバーワークスの変化の時期にジョインしたようです。
一体今、何が起こっているのか??
今回は、入社4ヶ月目のAWSインフラエンジニアが感じたサーバーワークスの現場についてチラ見せします。
こんなサービス、滅多にないんだからね!

いまそこにある危機

最近、サーバーワークスでは主に次の3つの傾向があると私は感じています。

  1. 構築案件の短納期化・・・市場の変化、テクノロジーの進化により、数年前では考えられなかった納期感になっています。
  2. 顧客要求の高度化・・・今やELB、EC2、RDSの冗長化構成なんて当たり前。世間ではパブリッククラウドサービスの採用は珍しくなくなり(※)、我々にはより難易度の高いテクノロジーの知識が求められています。※傾向には差があるため、一概には断言できませんが。
  3. 勤務地のリモート化・・・人材採用の地域を限定しません。共にビジョンを実現したい人材がいれば、その地域で採用します。リモート業務においては、信頼関係、情報の可視化、セルフマネジメントが確実に求められます。

このように、かつての働き方では徐々に通用しなくなってきています。
皆さんもお気付きの通り、これらはサーバーワークスだけの傾向ではありません。
例えば、下記のようなことを感じたことはないでしょうか?

  • 複数プロジェクト掛け持ちしてるけど、うまくまわせてないんだよね
  • この技術、あの人にしか対応できないんだけど
  • 運用フェーズでの緊急対応で、本業が滞ってしまった
  • PM(プロジェクトマネージャー)への負荷集中
  • これプロジェクトの最優先タスクなんだけど、いま誰がどのタスクを実施しているのかわからない
  • プロジェクトメンバーと、いま会話したいんだけど連絡がつかない
  • 業務に追われて、新技術調査、社内勉強会の優先度下がってるよね
  • 単純な刺し身タンポポ作業があちこちに
  • これ、重要なのは分かってるけど、緊急度低いから後回しだな
  • セールスとエンジニアって、もっと歩み寄れるよね
  • この定例会議、昔からあるけどなんのためにやってるんだっけ

これらは昔からあった課題やモヤモヤで、今までは力技で何とかこなしてきました。
見過ごしてきたものもたくさんあります。
でも、ぼちぼち苦しいんですよね〜。
いやー、ぞくぞくしますね〜。
今後、良くなる余地が山ほどあるってことじゃないですか。

スケールアウトからスケールアップへ

市場、テクノロジーは、日々加速しています。
我々も、その変化のスピードに追従できる組織/チームでなければなりません。
そのためには、要員を頭数で捉え、組織/チームをスケールアウトさせることで凌いでいてはダメなんです。
もし、労働力としての要員を必要としているのであれば、何かが間違っていると気づくべきです。
我々にはCloud Automator、Zabbixという強力な武器があります。
そしてやっぱり大事なのは人。
我々は、各メンバーの能力をフルに引き出し、組織/チームの力をスケールアップさせていく必要があります。
組織/チームの統率者に依存することなく、各人が組織/チーム全体の状況を把握したうえで、適切なアクションをとっていかなければなりません。

ここ最近、社内の現場では

  • カンバンによる、メンバーのタスク状況可視化
  • AWSのサービス以外の社内勉強会
  • リモートメンバーを考慮した会議設備、ツールの見なおし

といった自律的な活動が目立ちます。

「我々にはチームプレイなどという都合のいい言い訳は存在せん。 あるとすればスタンドプレイから生じるチームワークだけだ。」  

と言いたいところですが、まだまだなんですよね〜。
効果が出るまで更に試行錯誤が必要です。
でもきっと、我々は次に繋がる何かを掴み、成長していくことができるでしょう。

Elasticチームを目指して

もし、皆さんの職場で「何をやってもいいよ。」と言われたら何をしますか?
誤解を恐れずに言えば、サーバーワークスはビジョンを実現するためには何をしても良い会社です。
上層部の承認?そんなものは要りません。
誰の責任で実行するのか?それは、自分自身であり、社内の全員でもあります。
それ故に、我々は自律的に考動することが可能です。 皆さんお馴染みのElastic Compute Cloud(EC2)、Elastic Block Store(EBS)、Elastic Load Balancing(ELB)、、。
AWSは、伸縮自在な、しなやかな、順応性のある、軽快なサービスの集合体です。
サーバーワークスも、AWSのようなElasticチームに日々進化していきます。
これからのサーバーワークスに、乞うご期待! そして、wktkが止まらない貴方は是非「Serverworks Sonic #005 -Move Forward- (#サバソニ) 」へ!