vim-quickrunでラクラク投稿

記事タイトルとURLをコピーする

こんにちは、サービス開発グループの千葉(@kachina_t)です。 早速ですが、私達の技術ブログではWordPressを利用しています。
ご存知の通り、非常によく出来たプロダクトなのですがエディタが使い辛い。
技術検証した際のメモなんかを、チャチャッと整形して公開!って感じで
ガシガシ投稿していきたいのですが、ビジュアルモードはタグが汚れて野暮ったいし
HTMLで書くと技術検証で使った以上の時間を使う始末…

どうにかならないモノかと、Markdownプラグインを入れてみたのですが
記事の公開後、移動中に誤字を見つけたのでiPhoneアプリから編集したら
デザインが崩れてしまい、ウンザリしてからは使っていません。
結局のところ、諦めにも似た心持ちでHTMLを書いていた次第です。
それでも、Webベースの不便なエディタでHTMLを書く気にはなれないので
ローカルのVimを使って書いています。

  1. ローカルのVimでHTMLを書く
  2. WordPressエディタ(HTMLモード)へ貼り付け
  3. プレビュー
  4. 公開

そんなVim使いにオススメなのがthinca/vim-quickrun プラグインです。
簡単に説明すると、Vimで書いたMarkdownをHTMLに変換し
新しいバッファに展開してくれるスグレモノなのです。
Markdown以外にも、c/perl/php/ruby/python/coffee‥様々な言語に対応していたりと
とにかく便利な代物なのです。
インストールはNeoBundleを使っていれば

NeoBundle 'thinca/vim-quickrun'
NeoBundle 'Markdown'

"vim-quickrun"と、Markdown用のシンタックス"Markdown"を追記して

:NeoBundleInstall

コマンドラインモードで"NeoBundleInstall"を実行するダケです。 実際の利用イメージは↓こんな感じです。

1. Markdownを書く

まずは、Markdown記法で本文を作成します。 step1

2. "QuickRun markdown"を実行する

本文が記載できたら、コマンドラインモードにてQuickRun markdownを実行します。 step2

3. HTMLへ変換結果が新しいバッファで開かれる

Markdownの内容がHTMLに変換され、新しいバッファに出力されます。 step3 あとは、バッファの内容をWordPressエディタ(HTMLモード)に貼り付ければ完了です。
これで、技術検証のメモをチャチャッと整形する感覚でブログが書けるようになりました。
また、実体がHTMLなのでiPhoneアプリからの編集もバッチリです。
参考までに、この記事のMarkdownの内容を貼っておきます。
HTMLソースと見比べて、どれ程ラクチンかをご覧ください。
解りやすいところで、文字数の比較をしてみましょう。
Markdown(1,880) : HTML(2,318)
438回のキータイプを省略したことになり
HTMLに較べて、約80%の労力で投稿できる計算になります。