WordPressで学ぶCMSカスタマイズ入門セミナーレポート

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こんにちは、CSチームの馬場です。
1月26日(木)にパソナテックさんで行われたセミナー[WordPressで学ぶCMSカスタマイズ入門]に参加してきました。
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Webデザイナーのための、PHPプログラミング
WordPressで学ぶCMSカスタマイズ入門
~WordPressサイト構築編~
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講師はGreativeの原 一浩さん。
フリーランスでWebデザイン業務と、海外デザインの情報発信と研究・開発をおこなっているそうです。
デザインについての著書も多数発行されています。
今回のセミナーでは、”WordPressの基本的な知識にはじまり、テーマのカスタマイズ、プラグインを利用したWordPress自体の拡張方法”についてお話が聞けました。
Webデザイナーの方向け、と銘打っていたのでデザイン面での話になるかと予想していましたが、開発環境を用意しましょう、Gitでリポジトリ管理しましょう、サーバーへデプロイしましょう、となんだかプログラマ的でした。
基本編
WordPressの環境構築は、ひとことで「インストールが容易!」。
公式オンラインマニュアルでも、
ほとんどの環境でごく単純な手順でインストールが済み、完了まで5分もかかりません。

と書かれているように、技術的なハードルもありません。
実際、セミナーに参加していた方へのインストール経験があるか、という質問にほぼ半数以上の方が手を挙げていらっしゃいました。
また、WordPress2.7以上で本体が自動バージョンアップできる事も魅力のひとつで、WordPressが支持される理由でもあるそうです。
テーマのカスタマイズ
デザインのカスタマイズ方法は3タイプあります。
  • 既存のテーマを拡張
  • 新しいテーマを入れてカスタマイズ
  • 一から作る
先にデザイン(HTML/CSS)を作り、WordPressのタグを埋め込む場合も多いそうですが今回はテーマのカスタマイズについてがメインでした。
また、WordPress Bootstrapのようなフレームワークを利用する事でより簡単にカスタマイズができるとの事。
テーマをカスタマイズする際の注意点
  • テンプレートにプログラムを書かない。function.phpに関数を作る
  • return で値を返すようにするとテストがしやすい
WordPressのスパゲッティなコードを『ジャム(紙づまり)』と呼ぶそうです。
ジャムなコードを書かないように、心掛ける必要がありますね。
プラグインの利用
プラグインの利用でよりスピーディに開発がおこなえるとの事。
おすすめプラグインもご紹介いただきました。
Pods CMS Framework
コンテンツ管理機能が利用できる。コンテンツタイプを管理画面の選択で作ることができる。
WPtouch
スマートフォンで閲覧した際に、スマートフォン向けのデザインに自動的に変換してくれるプラグイン。
まとめ
  • WordPressはインストールが簡単
  • テーマやテンプレートが豊富
    • テーマの変更、カスタマイズが容易
  • プラグインを利用して高速開発
    • ニーズにあわせて多機能化できる
今回のセミナーは基本的な部分の用語や構成の説明がメインでしたが、セミナー中に環境構築からプラグインの導入まで実際に短時間でできてしまったのでWordPress導入の容易さや開発のスピーディさを実感しました。
プラグインなど豊富に提供されているので、必要にあわせて活用していきたいと思います。