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2011年12月 のアーカイブ

クラウドを使い始めて削減出来た時間を計算してみた

2011年12月9日 by yanase

こんにちはAWSチームの柳瀬です。
最近、担当するクラウドの案件が増えていくなかでこんな事を思いました。

『AWS導入後、データセンターに行った回数はどれくらい変化したかな?』

外出する場合は会社に申請をしているので、過去5年分のデータをグラフにしてみました。

事前に私がどんな仕事をしているか簡単に説明しますと、AWS導入前はネットワーク機器やサーバなどのラッキングや設定作業をしたり、ミドルウェアくらいまでの設定を担当していました。
また、弊社はCitrix社が提供しているNetScalerというロードバランサの代理店でもありますので、NetScalerのエンジニアとしてのお仕事もさせて頂いてます。
現在はAWSヘの移行支援やAWS上でのシステム構築のお仕事がメインですが、お客様によっては完全にAWSへの移行が完了していない方もいらっしゃるので、現在もデータセンターへ行く機会があります。

さて、それでは最初に年次別のデータセンターに行った回数です。

次に一番データセンターに行った2009年と今年のデータを比較してみます。

最近ではデータセンターに行く回数が少なくなった事がお分かり頂けると思います。
今年の6月にデータセンターに数回行っていますが、これは社内システムをAWSヘ移行しまして、データセンターからのハードウェア撤去作業をしていました。

これをさらに時間に換算していきましょう。
私たちが一番多く行くデータセンターは片道約1時間かかります。
作業時間は一日仕事の事もあれば少ない時間で終わる事もあるので、平均4時間としてみてみます。

2009年の場合

41回 × (往復2時間 + 作業時間4時間) = 246時間

2011年の場合

11回 × (往復2時間 + 作業時間4時間) = 66時間

今年は約180時間が節約された事になりました!!

営業時間を1日8時間としますと、約22日間の時間削減です!
私の今年の夏休みが5日間だったので、夏休み4回分☆とっても素敵ですね!!
私の場合はAWSでしたが、これはクラウド全体に言える事かなと思っております。

クラウドって便利だなと漠然と思っていましたが、データ化すると良い参考資料になりますね!

※注1. 結果には個人差がありますので、参考程度の資料として考えて下さい。
※注2. 実際に夏休みは増えておりませんので、導入には十分ご注意下さい。

 

クラウドビジネスフォーラム2011レポート

2011年12月6日 by nishio



こんにちは。営業部 西尾です。

11月25日にホテルグランドヒル市ヶ谷で行われたクラウドビジネスフォーラム2011に協賛企業として出展。
代表の大石が講演いたしました。


アイレット(クラウドパック)さんと共に。

今回のフォーラムは経営層を対象としたもので内容としてはクラウドの基礎や、各クラウドの概要が中心でしたが、
普段AWS以外のクラウド事情を直接聞く機会が少ないので出展企業ながら勉強させていただきました。
持ち回りで展示員を行っており全てを聞く事は出来なかったのが残念ですが、一部紹介させていただきます。


はじめに日本Androidの会会長の丸山さんがITのコンシューマ化とそのインパクトと題し
70年代半ばに出てきたハードウェア、90年代に登場したネットワーク、
そして現在のクラウドとクラウドデバイスの登場でITビジネスがどう変わってきたかを話されました。
「元来、ITハードウェアメーカーと、サービス提供ベンダーというのは分かれていたが、
昨今ではAppleはiCloudを。AmazonはKindleをと、領域を超えたビジネスがトレンドになってきている。
Facebook Phoneも出てくるのでは?」との事でした。

確かにAppleもiPhone以前にRokrというiTunes携帯をMotorolaから発売しましたが
売れ行きはよくありませんでした。

FacebookはHTCと組んで、ChaChaやsalsaといったFacebook連動スマートフォンを発売していますが、
販売台数を見ても成功とは言いがたいようで、
ソフトとハード両面から深くかかわらないとビジネスは成功しない時代になってきたようです。


続いて日本マイクロソフトの砂金さん
クラウド全体のお話とWindows Azureを中心としたマイクロソフトの取り組みについて公演されました。

…残念ながらクラウディアさんは連れてきてくれませんでした。

概要を聞いてAWSにアドバンテージがあるかと思ったのは

・東京リージョンがある。(富士通がAzure OEMを使えば日本のDC利用可)
・Windows以外のOSが選べる


Azureが良いと感じたのは

・日本マイクロソフトとの契約になるので日本の法律が準拠法となる。(AWSはアメリカ)
・包括契約に含まれるので年次払い可能。さらにボリュームディスカウントが効く
・日本円請求かつ請求書が出せる(AWSもサーバーワークスやアイレット社の課金代行を使えば可)


特に包括契約しているユーザーはAzureに魅力を感じるだろうなと思いました。


アイレット(クラウドパック)からは鈴木さんが公演されました。

我々と近いビジネスをされているクラウドパックさんですが、冒頭のAWSの概要を聞き、
改めて同じ機能でも会社によって見せ方や説明の切り口が違うなと思いました。

また、プライバシーマークに続き、ISMS取得に向け動かれているとの事です。うちも頑張らないとな…。


続いて弊社代表大石の公演です。



会場によっては 登場時点で笑いと拍手が起こるのですが、残念ながら空気はアウェー。
アイレットさんがAWS概要を説明すると踏んだのか、
Amazonクラウドが会社経営にもたらす3つのメリットと題し”コスト”、”スピード”、”災害対策”をテーマに
事例を交えて紹介しました。

序盤から大石蔵人之助、そして伝家の宝刀 切腹ネタを入れてきましたが、
残念ながら経営層には浸透していなかったようで

危ない人なんじゃないか?という物々しい雰囲気が数秒漂いました。


ほとんどの企業はお金を銀行に預ける。会社の金庫に入れておくより安心出来るから。
それなのにデータとなると社内に留めておこうとする。

一方で実際情報漏えいの80%強は社内からという事実と、
大手クラウド4社で過去に漏洩事件は1件も無い事実。

セキュリティを高めるために銀行にお金を預ける事と同様に
システムもクラウドに預けた方がセキュリティレベルがあがるという事を強く訴えました。
皆さんご納得いただけたようで、なんとか今日も代表は自害せずにすみました


さて、今回のセッションで大石含め多くの発表者がクラウドの利便性、安全性を訴えてましたが、
最近その認識も広がってきているのか徐々にお問い合わせいただく機会も増えてきました。
また、「AWSを、日本語で、安全に」がコンセプトのAmazon EC2管理コンソールCloudworks
ありがたい事に1000ユーザー5000サーバーの実績が出来、最近では
社名よりこっちの方が目立っているのか新規のお客さんと打ち合わせしてると

「いやー、クラウドワークスさんは~」と社名と間違えられどこで訂正しようか悩みます。

現在無償提供しているCloudworks Community Editionに追加で
大幅に機能拡張したEditionのリリースを近日予定している事もあり、
せっかくなのでもっとマスコットキャラクター高木さんを押したいです。

Azureのクラウディアさんのように、現実化させたいなぁ…。

と思ったらすでに存在してました!(社員旅行ブログ参照)

 

CloudとNetBeansのSweetな関係

2011年12月1日 by hiro

初めまして、開発メンバーのhiroです。

本日はCloudとNetBeansのSweetな関係について
書きたいと思います。

ここ数年JavaでWebアプリを作っていましたが、久しぶりに
PHPでWebアプリを作っています。

AWSを使って開発していますが、Cloudを使っていない時代は
Linuxサーバを開発用・動作確認用の最低2台をプロジェクト毎に
用意し、ローカルでテキストエディタを使って作ったスクリプトを
FTP経由で手動でアップして開発していました(サーバ上に
リモートログインしてviやvim,emacsなどのテキストエディタで
スクリプトを書いている猛者もいます)。

この手動アップロードが思いのほか手間で、ローカルでWebや
DBサーバを動かし、スクリプト編集即確認できる環境で
開発する人も多くいると思います。

しかし、プロジェクトが複数あると、ローカルに動作環境を
作ることは難しい、というよりも不可能になってきます。
実際の動作環境がまちまちなためです。また、プロジェクトが
増えるときだけでなく、開発メンバーが増えたときも環境を
用意する必要があります。ローカルに同じ環境を用意するのは
各メンバーの環境に対応する必要もあるため、かなり手間な
作業になります。

その点、AWSでは動作環境のコピーはブラウザ上でいくつか
必要な事を指定すれば簡単に行えます。仮想OSを使い、自前で
複製することはできますが、AWSに比べると手間がかかります。

ただ動作環境が簡単に複数作れても、プログラムをコピーする
手間が消える訳ではありません。

そこで、Javaの開発元が中心となって提供しているオープンソースの
開発環境のNetBeansの出番です!

※以後Mac上での説明になります。Windowsユーザの方は
適宜読み替えてください。

インストール

まず、PHPの開発に対応したものをダウンロードサイトから
ダウンロードしてきます。
※JDK1.6が必要なので、別途インストールしてください。

アプリケーションフォルダへ配置し、よく使う方はドッグに
置きましょう。

チェックアウト

まずはSubversionのリポジトリに登録してあるSymfony1.4の
プロジェクトをチェックアウトします。



・チェックアウトに必要な情報を適宜設定してください。

・チェックアウトするリポジトリフォルダを選び、チェック
アウト先のローカルフォルダの指定をします。



/Users/ユーザアカウント/NetBeansProjectsの下あたりに
好きな名前でフォルダを指定しましょう。同じプロジェクトを
ローカルに複数チェックアウトするには、ここのローカルフォルダで
別のフォルダを指定して、チェックアウト先を変更すればOKです。

チェックアウト後に NetBeansプロジェクトをスキャンを
チェックすると、チェックアウト後にプロジェクトが作成されます。



プロジェクト設定

プロジェクトが作成されたら、プロジェクトを右クリックし
プロパティを開きます。

まず、ソースで、エンコーディングやPHPのバージョンを選択します。



次に、実行構成を開き、実行方法を「リモートWebサイト(FTP、
SFTP)」を指定します。プロジェクトURL、開始ファイルを
適宜設定し、アップロードを「保存時」に設定します。



リモート接続の管理をクリックし、Symfonyが動作するサーバへの
接続設定を行います。
※ここで接続テストできますので、すぐに確認できます。



うごかしてみよう!

これで、ローカルでSymfonyプロジェクトを開発・動作させる準備が
整いました。
※動作環境のサーバ側にもチェックアウトしたファイルを置く必要が
あります。NetBeansからアップする事も可能ですが、ファイル数が多く
時間がかかるため、サーバ上で直接チェックアウトしてください。

左にあるプロジェクトウィンドウにプロジェクトの一覧が表示されるので
ファイルを編集して保存してみましょう。



すると、自動でローカルのファイルがサーバ側へコピーされ
変更内容が直ぐに反映されます。1ファイルをアップする時間は
1,2秒ほどと、純粋なファイルコピー時間で考えると遅いですが
体感上は一瞬で、まさにNetBeansとCloudが一体化している感覚です!
気分はまさしく、コレ!



ですが、まだまだSweetと呼ぶには不十分だと思うので
NetBeansの便利さの一部をご紹介します。

Symfonyコマンド

プロジェクトを右クリックし、「Symfony→コマンドを実行」で
Symfonyコマンドの一覧が出てきてローカルでSymfonyコマンドを
実行できます。正確なコマンド名を思い出せなくても、フィルタに
buildなどといれると、buildを含むコマンドを絞り込んでくれるので
労力を減らせます。ダイアログを開いたまま、実行する事も可能で
連続して実行可能です。



コード補完

エディタでメソッドの入力途中にコマンドキーを押しながら¥を押すと
(WindowsはCtrl+Space)、メソッドの候補一覧が出てきます。
メソッドをクリックするとメソッドに書いたコメントが表示され
どんな機能なのかがわかります。
※常にクラスやメソッドにコメントを書く癖をつけると、後になって
苦労が十二分に報われます。

続けて確定すると引数を入力するモードになり、入力ミスを
減らしてくれます。引数のデフォルト値はメソッドの引数に
書いた変数名になります。

また、メソッドが実際にどんな事をやっているのか知りたい
場合にはコマンドキーを押しながらクリックすると(Windowsでは
Ctrl+クリック)そのソースへ移動する事ができます
(クラスに対しても同じ事ができます)。

リファクタリング

クラス名やメソッド名をかえたい場合、クラス/メソッドを
右クリックして、「リファクタリング」→「名前を変更」を
実行し、新しい名前を入れてプレビューを押すと、実際に
そのクラス/メソッドを使っているところまで同時に
変更してくれます(変数名の変更も可能です)。
※ただし、PHPの型指定は大変緩やかなので、NetBeansが
型を認識できず、リファクタリングが全部はできない場合もあります。



ソースの整形

コード規約等がある場合にも、ソースを右クリックして
整形を実行すれば



一発でソースをフォーマットしてくれます。



労力を多いに省いてくれます。
※フォーマットについては、環境設定で細かく設定できます。

タスクウィンドウ

プログラム途中で中断すると、何をすべきか忘れてしまう事もあります。
そんな時はソースコメントに@TODO,@FIXME等でコメントを書きましょう。

するとタスクウィンドウに一覧が出てきます。



モックアップを作っているとき等にこれから作成する処理を@TODOでコメントしたり
バグや問題がある部分に@FIXMEをつける癖を付けていけば、対応漏れも減らせます。

とまだまだ一部ですが(十分多い?)、NetBeansの便利な機能を
ご紹介させていただきました。CloudとNetBeansの組み合わせで
多くのプロジェクト開発に対応した便利な開発環境を構築できるのが
おわかりいただけたかと思います。

まさに、開発者にとってはSweetな関係です!

 

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